第51回 作業療法士国家試験 午前 第65問
生理学第51回午前
第51回 作業療法士国家試験 午前 第65問(生理学)の正答は 5 です。安静時の呼気は肺と胸郭の弾性で受動的に起こり、呼気筋は働かない。
問題
強制呼気時に働く筋はどれか。
- 1. 胸鎖乳突筋
- 2. 外肋間筋
- 3. 大胸筋
- 4. 横隔膜
- 5. 腹斜筋 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 41.9%難問
31人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 腹斜筋
安静時の呼気は肺と胸郭の弾性で受動的に起こり、呼気筋は働かない。強制(努力性)呼気では腹筋群が腹腔内圧を上げて横隔膜を押し上げ、内肋間筋が肋骨を引き下げる。選択肢の中で呼気筋は腹斜筋だけである。
【各選択肢の解説】
1. 胸鎖乳突筋
❌ 誤り。胸鎖乳突筋は頭頸部を固定した状態で胸骨と鎖骨を引き上げ、胸郭を広げる。正しくは、強制吸気で働く呼吸補助筋である。
❌ 誤り。胸鎖乳突筋は頭頸部を固定した状態で胸骨と鎖骨を引き上げ、胸郭を広げる。正しくは、強制吸気で働く呼吸補助筋である。
2. 外肋間筋
❌ 誤り。外肋間筋は肋骨を引き上げて胸郭を前後・左右に広げる。正しくは、横隔膜とともに安静吸気から働く吸気筋である。肋骨を引き下げる呼気筋は内肋間筋である。
❌ 誤り。外肋間筋は肋骨を引き上げて胸郭を前後・左右に広げる。正しくは、横隔膜とともに安静吸気から働く吸気筋である。肋骨を引き下げる呼気筋は内肋間筋である。
3. 大胸筋
❌ 誤り。大胸筋は上肢を固定した状態で、停止側から胸郭を引き上げる。正しくは、強制吸気の補助筋として働く。
❌ 誤り。大胸筋は上肢を固定した状態で、停止側から胸郭を引き上げる。正しくは、強制吸気の補助筋として働く。
4. 横隔膜
❌ 誤り。横隔膜は収縮すると下がって胸腔を広げる。正しくは、最も主要な吸気筋である。呼気では横隔膜は弛緩し、強制呼気では腹筋が腹圧で横隔膜を押し上げる。
❌ 誤り。横隔膜は収縮すると下がって胸腔を広げる。正しくは、最も主要な吸気筋である。呼気では横隔膜は弛緩し、強制呼気では腹筋が腹圧で横隔膜を押し上げる。
5. 腹斜筋(=正答)
✅ 正しい。外腹斜筋・内腹斜筋は腹直筋・腹横筋とともに収縮して腹腔内圧を上げ、横隔膜を胸腔側へ押し上げる。あわせて下位肋骨を引き下げ、胸郭を狭めて息を強く吐き出す。
✅ 正しい。外腹斜筋・内腹斜筋は腹直筋・腹横筋とともに収縮して腹腔内圧を上げ、横隔膜を胸腔側へ押し上げる。あわせて下位肋骨を引き下げ、胸郭を狭めて息を強く吐き出す。
【試験対策ポイント】
| 呼吸 | 働く筋 |
|---|---|
| 安静吸気 | 横隔膜・外肋間筋 |
| 強制吸気 | 上記+胸鎖乳突筋・斜角筋・大胸筋・小胸筋など |
| 安静呼気 | 筋は働かない(肺・胸郭の弾性による受動的な呼気) |
| 強制呼気 | 腹直筋・外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋・内肋間筋 |
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