第51回 作業療法士国家試験 午前 第84問
作業療法評価学第51回午前
Barthel Indexで正しいのはどれか。\n1. 歩行には坂道歩行を含まない。\n2. 100点であれば社会生活に支障はない。\n3. トイレ動作にはトイレの出入りを含まない。\n4. 食事動作は補助具を使用しない状態で評価する。\n5. 車椅子からベッドへの移乗には車椅子操作は含まない。
- 1. 歩行には坂道歩行を含まない。 ✓
- 2. 100点であれば社会生活に支障はない。
- 3. トイレ動作にはトイレの出入りを含まない。
- 4. 食事動作は補助具を使用しない状態で評価する。
- 5. 車椅子からベッドへの移乗には車椅子操作は含まない。
正答:1番
解説
■ 正答:1番 — 歩行には坂道歩行を含まない。
Barthel Indexの歩行評価は平地歩行のみを対象とし、坂道や階段などの複雑な歩行は含まれません。これはADL評価の基本的な定義です。
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【各選択肢の解説】
1. 歩行には坂道歩行を含まない。
✅ 正しい。Barthel Indexの歩行項目は50m以上の平地歩行能力を評価対象とており、坂道歩行は含まれません。
2. 100点であれば社会生活に支障はない。
❌ 誤り。Barthel Indexは基本的ADL(BADL)のみを評価するため、100点でも高次ADLや社会参加能力は評価されず、社会生活に支障がないことは保証されません。
3. トイレ動作にはトイレの出入りを含まない。
❌ 誤り。トイレ動作には便座への移乗、衣服の上げ下げ、後始末など、トイレの出入りを含む一連の動作が評価対象です。
4. 食事動作は補助具を使用しない状態で評価する。
❌ 誤り。Barthel Indexでは補助具(食器や義歯など)の使用を認めた状態で評価します。実用性を重視する評価です。
5. 車椅子からベッドへの移乗には車椅子操作は含まない。
❌ 誤り。移乗項目には車椅子のロック操作やフットレストの操作など、車椅子操作が含まれます。
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【試験対策ポイント】
• Barthel Indexは基本的ADL(BADL)の10項目を評価する標準化スケール
• 平地歩行のみ評価対象(坂道・階段は含まない)
• 補助具の使用は許可(実用性重視)