第51回 作業療法士国家試験 午前 第85問
生理学第51回午前
第51回 作業療法士国家試験 午前 第85問(生理学)の正答は 5 です。赤血球沈降速度(赤沈)は、血漿中のフィブリノゲンやγグロブリンが増えると赤血球が連なって沈みやすくなり速くなる(亢進)。
問題
赤血球沈降速度が低下するのはどれか。
- 1. 貧血
- 2. 肝硬変
- 3. 悪性腫瘍
- 4. 細菌感染
- 5. 播種性血管内凝固症候群〈DIC〉 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 32.1%参考値
28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 播種性血管内凝固症候群〈DIC〉
赤血球沈降速度(赤沈)は、血漿中のフィブリノゲンやγグロブリンが増えると赤血球が連なって沈みやすくなり速くなる(亢進)。DICでは凝固が全身で進んでフィブリノゲンが消費されて減るため、赤沈は遅延(低下)する。
【各選択肢の解説】
1. 貧血
❌ 誤り。正しくは、貧血では赤血球が少なく沈みやすいため、赤沈は亢進する。
❌ 誤り。正しくは、貧血では赤血球が少なく沈みやすいため、赤沈は亢進する。
2. 肝硬変
❌ 誤り。正しくは、肝硬変ではγグロブリンが増えるため、赤沈は亢進する。
❌ 誤り。正しくは、肝硬変ではγグロブリンが増えるため、赤沈は亢進する。
3. 悪性腫瘍
❌ 誤り。正しくは、悪性腫瘍ではフィブリノゲンなどの急性期蛋白やγグロブリンが増えることが多く、赤沈は亢進する。
❌ 誤り。正しくは、悪性腫瘍ではフィブリノゲンなどの急性期蛋白やγグロブリンが増えることが多く、赤沈は亢進する。
4. 細菌感染
❌ 誤り。正しくは、細菌感染などの炎症ではフィブリノゲンが増え、赤沈は亢進する。
❌ 誤り。正しくは、細菌感染などの炎症ではフィブリノゲンが増え、赤沈は亢進する。
5. 播種性血管内凝固症候群〈DIC〉(=正答)
✅ 正しい。全身の細い血管内で凝固が起こり続け、フィブリノゲンが大量に消費されて低フィブリノゲン血症になる。赤血球を連ねる働きが弱まるため、沈降が遅くなる。
✅ 正しい。全身の細い血管内で凝固が起こり続け、フィブリノゲンが大量に消費されて低フィブリノゲン血症になる。赤血球を連ねる働きが弱まるため、沈降が遅くなる。
【試験対策ポイント】
| 赤沈 | 主な原因 |
|---|---|
| 亢進(速くなる) | 炎症・感染・悪性腫瘍・貧血・肝硬変・膠原病・妊娠(フィブリノゲンやγグロブリンの増加、赤血球の減少) |
| 遅延(遅くなる) | DIC・低フィブリノゲン血症・多血症(フィブリノゲンの減少、赤血球の増加) |
赤沈を左右するのは「フィブリノゲン・γグロブリン(増えると速い)」と「赤血球の量(少ないと速い)」の2つと押さえる。
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