第51回 作業療法士国家試験 午前 第91問
生理学第51回午前
加齢による身体構成成分の変化において若年時と比べて体重比が増加するのはどれか。\n1. 骨塩\n2. 脂肪\n3. 細胞外液\n4. 細胞内液\n5. 細胞性固形物
- 1. 骨塩
- 2. 脂肪 ✓
- 3. 細胞外液
- 4. 細胞内液
- 5. 細胞性固形物
正答:2番
解説
■ 正答:2番 — 脂肪
加齢に伴い、筋肉量(細胞内液を含む)は減少する一方で、脂肪量は相対的に増加します。若年時では脂肪は体重の15~20%程度ですが、加齢とともに25~30%以上に増加し、体重比が増加する唯一の主要成分です。
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【各選択肢の解説】
1. 骨塩
❌ 誤り。加齢に伴い骨量は減少し、特に女性では閉経後の骨塩量低下が顕著です。体重比は低下します。
2. 脂肪
✅ 正しい。加齢に伴う筋肉量の低下に対し、脂肪量は増加傾向を示し、体重比が増加します。
3. 細胞外液
❌ 誤り。加齢に伴い細胞外液は体重の20%程度で比較的安定しており、明らかな増加はみられません。
4. 細胞内液
❌ 誤り。細胞内液は筋肉量の減少に伴い低下し、体重比は減少します。
5. 細胞性固形物
❌ 誤り。筋肉などの細胞性固形物は加齢に伴い減少し、体重比が低下します。
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【試験対策ポイント】
• 加齢に伴う身体構成成分:筋肉↓、脂肪↑が基本パターン
• 若年男性の脂肪率15~20% → 高齢者25~30%以上への増加
• サルコペニア(加齢性筋肉減少症)の理解が重要