OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第51回 作業療法士国家試験 午前 第97問

臨床心理学第51回午前

第51回 作業療法士国家試験 午前 第97問(臨床心理学)の正答は 1 です。統合失調症の前駆期(精神病発症前:ultra high risk状態)では、感覚過敏(聴覚・視覚・皮膚感覚)・集中力低下・意欲低下・社会的引きこもり・不眠等の非特異的症状が出現する。

問題
統合失調症の前駆期にみられるのはどれか。
  1. 1. 聴覚過敏
  2. 2. 奇異な妄想
  3. 3. 滅裂な思考
  4. 4. 感情の平板化
  5. 5. 緊張病症候群

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 聴覚過敏

統合失調症の前駆期(精神病発症前:ultra high risk状態)では、感覚過敏(聴覚・視覚・皮膚感覚)・集中力低下・意欲低下・社会的引きこもり・不眠等の非特異的症状が出現する。


【各選択肢の解説】

1. 聴覚過敏
✅ 正しい。前駆期には感覚過敏(聴覚・光過敏等)・知覚変容(ものが違って見える・聞こえる)が特徴的に出現する。
2. 奇異な妄想
❌ 誤り。奇異な妄想(bizarre delusion)は急性期の陽性症状。前駆期ではなく発症期以降に出現。
3. 滅裂な思考
❌ 誤り。思考障害(滅裂思考・連合弛緩)は急性期の陽性症状。
4. 感情の平板化
❌ 誤り。感情の平板化は慢性期の陰性症状。前駆期の主要症状ではない(軽度の感情鈍麻は前駆期にあり得るが、典型的な前駆期症状は陽性症状の先行形)。
5. 緊張病症候群
❌ 誤り。緊張病(昏迷・蝋屈症・常同行動等)は急性期の症状。

【試験対策ポイント】

統合失調症の前駆期症状(ARMS/UHR):感覚過敏・知覚変容・集中困難・社会的引きこもり・不眠・軽度の解体症状。急性期(陽性症状:幻覚・妄想・思考障害)、慢性期(陰性症状:感情平板化・無為・引きこもり)との区別が重要。

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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