OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第51回 作業療法士国家試験 午前 第99問

臨床心理学第51回午前

第51回 作業療法士国家試験 午前 第99問(臨床心理学)の正答は 4 です。「見捨てられ不安」(abandonment fear)は境界性パーソナリティ障害(BPD)のDSM-5診断基準の第一項目であり、最も特徴的な症状。

問題
見捨てられ不安を特徴とするのはどれか。
  1. 1. 依存性パーソナリティ障害
  2. 2. 演技性パーソナリティ障害
  3. 3. 回避性パーソナリティ障害
  4. 4. 境界性パーソナリティ障害
  5. 5. 自己愛性パーソナリティ障害

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — 境界性パーソナリティ障害

「見捨てられ不安」(abandonment fear)は境界性パーソナリティ障害(BPD)のDSM-5診断基準の第一項目であり、最も特徴的な症状。


【各選択肢の解説】

1. 依存性パーソナリティ障害
❌ 誤り。依存性PDは他者への依存・服従・自律困難が特徴。見捨てられ不安も関連するが、中核症状ではない。
2. 演技性パーソナリティ障害
❌ 誤り。演技性PDは注目獲得のための誇張した感情表現・被示唆性が特徴。
3. 回避性パーソナリティ障害
❌ 誤り。回避性PDは批判・拒絶・恥への敏感さから対人関係を回避する。見捨てられ不安より拒絶恐怖が前景。
4. 境界性パーソナリティ障害
✅ 正しい。見捨てられ不安(現実または想像上の見捨てられを避けようとする極端な努力)はBPDの中核症状。対人関係の不安定性・自己像の不安定・衝動性・感情の不安定性も伴う。
5. 自己愛性パーソナリティ障害
❌ 誤り。自己愛性PDは誇大性・賞賛欲求・共感欠如が特徴。

【試験対策ポイント】

BPDの中核症状:見捨てられ不安・不安定な対人関係(理想化とこき下ろし)・不安定な自己像・衝動性・自傷・感情不安定性・空虚感・解離症状。「見捨てられ不安=BPD」は国試最頻出。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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