第51回 作業療法士国家試験 午後 第9問
作業療法治療学第51回午後
第51回 作業療法士国家試験 午後 第9問(作業療法治療学)の正答は 2 です。頸部・体幹・四肢がすべてMMT1で、頭も体幹も自分で保持できない。
問題
在宅療養中のALS患者。筋力は頸部体幹四肢MMT1である。関節拘縮はない。ベッド、車椅子移乗にリフトを導入することとなった。この患者に適した吊り具はどれか。
- 1. 図1
- 2. 図2 ✓
- 3. 図3
- 4. 図4
- 5. 図5
正答:2番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 53.3%参考値
15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 図2(頭部まで支える全身包み込み型の吊り具)
頸部・体幹・四肢がすべてMMT1で、頭も体幹も自分で保持できない。吊り上げ中に頭が垂れたり体が折れたりしないよう、頭部から大腿までを1枚で包む型の吊り具が必要になる。図2は上端に頭部を支える部分があり、背から大腿まで一体で包む形である。
【各選択肢の解説】
1. 図1
❌ 誤り。脚部が左右に分かれ、大腿の下を通して吊る脚分離型で、上端は背中の上部までで頭部を支える部分がない。正しくは頭頸部の筋力が残り、頭を自分で保てる人に使う型である。
❌ 誤り。脚部が左右に分かれ、大腿の下を通して吊る脚分離型で、上端は背中の上部までで頭部を支える部分がない。正しくは頭頸部の筋力が残り、頭を自分で保てる人に使う型である。
2. 図2
✅ 正しい。頭部・背部・殿部・大腿を一体で支えるため、頸部・体幹の筋力がなくても姿勢が崩れにくい。拘縮がないので体を吊り具に沿わせやすい点も合う。
✅ 正しい。頭部・背部・殿部・大腿を一体で支えるため、頸部・体幹の筋力がなくても姿勢が崩れにくい。拘縮がないので体を吊り具に沿わせやすい点も合う。
3. 図3
❌ 誤り。脚分離型で、上端は肩の高さまでで頭部の支えがない。正しくは体幹と頭頸部をある程度自分で保てる人向けで、全身MMT1の本例では頭部が支えられない。
❌ 誤り。脚分離型で、上端は肩の高さまでで頭部の支えがない。正しくは体幹と頭頸部をある程度自分で保てる人向けで、全身MMT1の本例では頭部が支えられない。
4. 図4
❌ 誤り。背中と膝の下に1本ずつ通す2本のベルト型で、体を支える面が小さい。正しくは座位や頭部をある程度自分で保持でき、短時間で着け外ししたい人に使う型で、全身の筋力がない人では体がずり落ちやすい。
❌ 誤り。背中と膝の下に1本ずつ通す2本のベルト型で、体を支える面が小さい。正しくは座位や頭部をある程度自分で保持でき、短時間で着け外ししたい人に使う型で、全身の筋力がない人では体がずり落ちやすい。
5. 図5
❌ 誤り。座面と背もたれの形をした吊り具を車椅子に敷いたまま使う座位型で、頭部を支える部分がない。正しくは座位姿勢をとれる人に使う型であり、頸部筋力のない本例には頭部の支えが足りない。
❌ 誤り。座面と背もたれの形をした吊り具を車椅子に敷いたまま使う座位型で、頭部を支える部分がない。正しくは座位姿勢をとれる人に使う型であり、頸部筋力のない本例には頭部の支えが足りない。
【試験対策ポイント】
| 吊り具の型 | 向く人 |
|---|---|
| 全身を包む型(頭部支持つき) | 頭頸部・体幹を自分で保てない人 |
| 脚分離型(頭部支持なし) | 頭頸部の保持ができる人 |
| ベルト型(2本) | 座位・頭部保持がある程度できる人 |
- 吊り具は「頭を自分で保てるか」「体幹を保てるか」で選ぶ
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