第51回 作業療法士国家試験 午後 第25問
人間発達学第51回午後
集団遊びの発達段階のうち「平行遊び」の説明として正しいのはどれか。\n1. 1人で遊び、他の子供がいても話しかけたりしない。\n2. 他の子供の遊びを見て過ごし、声をかけることはあっても遊びには入らない。\n3. 他の子供のそばで同じような玩具で遊ぶが、他の子供への働きかけはない。\n4. 他の子供と一緒に遊ぶが、役割分担はみられない。\n5. 目的のもとに組織化されたグループで遊び、役割分担がある。
- 1. 1人で遊び、他の子供がいても話しかけたりしない。
- 2. 他の子供の遊びを見て過ごし、声をかけることはあっても遊びには入らない。
- 3. 他の子供のそばで同じような玩具で遊ぶが、他の子供への働きかけはない。 ✓
- 4. 他の子供と一緒に遊ぶが、役割分担はみられない。
- 5. 目的のもとに組織化されたグループで遊び、役割分担がある。
正答:3番
解説
■ 正答:3番 — 他の子供のそばで同じような玩具で遊ぶが、他の子供への働きかけはない。
平行遊びは、同じ場所で同じような遊びをしていても、互いに直接的な相互作用がない発達段階です。子ども同士が物理的には近くにいますが、遊びの内容には関わり合わないという特徴があります。
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【各選択肢の解説】
1. 1人で遊び、他の子供がいても話しかけたりしない。
❌ 誤り。これは「孤立遊び」の説明です。平行遊びとは異なり、他の子どもの存在を考慮していません。
2. 他の子供の遊びを見て過ごし、声をかけることはあっても遊びには入らない。
❌ 誤り。これは「傍観遊び」の説明です。自分は遊ばず観察に徹しており、平行遊びではありません。
3. 他の子供のそばで同じような玩具で遊ぶが、他の子供への働きかけはない。
✅ 正しい。平行遊びの定義そのものです。子ども同士が隣同士にいて似た遊びをしていても、相互作用がない状態を示しています。
4. 他の子供と一緒に遊ぶが、役割分担はみられない。
❌ 誤り。これは「連合遊び」の説明です。相互作用が生じており、平行遊びより発達段階が進んでいます。
5. 目的のもとに組織化されたグループで遊び、役割分担がある。
❌ 誤り。これは「協同遊び」で、最も高い発達段階です。ルールと役割分担が明確に存在します。
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【試験対策ポイント】
• Parten遊びの発達段階:孤立遊び→傍観遊び→平行遊び→連合遊び→協同遊び
• 平行遊びの特徴:「近くで」「同じような遊び」「相互作用なし」
• 他の子どもとの「相互作用の有無」が各段階の区別のキーポイント