OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第51回 作業療法士国家試験 午後 第26問

人間発達学第51回午後

第51回 作業療法士国家試験 午後 第26問(人間発達学)の正答は 1 です。フロッピーインファント(筋緊張低下乳児)は乳児期の低緊張を呈する状態。

問題
乳児期にフロッピーインファントの状態を示さない疾患はどれか。
  1. 1. Duchenne型筋ジストロフィー
  2. 2. 福山型筋ジストロフィー
  3. 3. Werdnig-Hoffmann病
  4. 4. Prader-Willi症候群
  5. 5. 失調型脳性麻痺

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — Duchenne型筋ジストロフィー

フロッピーインファント(筋緊張低下乳児)は乳児期の低緊張を呈する状態。Duchenne型筋ジストロフィー(DMD)は乳児期には症状が明確でなく、筋緊張低下は通常示さない(症状が顕在化するのは2〜5歳頃、歩行開始後)。


【各選択肢の解説】

1. Duchenne型筋ジストロフィー
✅ 正しい(フロッピーインファントを示さない)。DMDは乳児期に筋緊張低下を呈さない。Gower徴候は2〜5歳頃に出現。
2. 福山型筋ジストロフィー
❌ 乳児期から重度の低緊張・筋力低下がみられ、フロッピーインファントを呈する。
3. Werdnig-Hoffmann病
❌ 脊髄性筋萎縮症(SMA type1)の代表。乳児期から著明な低緊張を示す典型的フロッピーインファント。
4. Prader-Willi症候群
❌ 乳児期から著明な筋緊張低下を呈し、哺乳困難の原因ともなる。
5. 失調型脳性麻痺
❌ 小脳機能障害による低緊張が乳児期からみられる。

【試験対策ポイント】

フロッピーインファントの原因疾患:中枢性(脳性麻痺・Prader-Willi・染色体異常)と末梢性(SMA・先天性筋疾患)に分類。DMDは乳児期には筋力・緊張がほぼ正常で、「歩き始めてから転倒が増える」のが典型経過。


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