第51回 作業療法士国家試験 午後 第28問
作業療法治療学第51回午後
Functional braceが最も適応となる骨折はどれか。\n1. 橈骨遠位端骨折\n2. 橈骨頭骨折\n3. 肘頭骨折\n4. 上腕骨顆上骨折\n5. 上腕骨骨幹部骨折
- 1. 橈骨遠位端骨折
- 2. 橈骨頭骨折
- 3. 肘頭骨折
- 4. 上腕骨顆上骨折
- 5. 上腕骨骨幹部骨折 ✓
正答:5番
解説
■ 正答:5番 — 上腕骨骨幹部骨折
Functional braceは、骨折部位の安定性が比較的良好で、早期運動が可能な骨折に適応されます。上腕骨骨幹部骨折は、適切なブレース固定により骨折部の安定が得られやすく、同時に肘・肩関節の早期可動域訓練が可能なため、最も適応となります。
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【各選択肢の解説】
1. 橈骨遠位端骨折
❌ 誤り。手関節の骨折であり、外固定より固定期間が長く必要で、functional braceの適応ではなく従来の外固定装具が選択されます。
2. 橈骨頭骨折
❌ 誤り。肘関節部の骨折で、特に転位のある症例では手術的治療が優先され、functional braceの主な適応ではありません。
3. 肘頭骨折
❌ 誤り。肘関節を構成する骨折で、関節面の解剖学的整復が重要であり、固定期間も長く必要です。
4. 上腕骨顆上骨折
❌ 誤り。小児に多い骨折で、転位を伴う場合は整復・固定期間が長く、神経血管損傷のリスクもあるため、functional braceの適応ではありません。
5. 上腕骨骨幹部骨折
✅ 正しい。骨幹部は血流が良好で骨癒合が良く、ブレース固定下で肘・肩関節の可動域訓練を早期から開始できるため、functional braceが最適応です。
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【試験対策ポイント】
• Functional brace:骨折部の安定性が良好で、早期運動が可能な骨折に適応
• 上腕骨骨幹部:血流良好・骨癒合良好で、関節運動が妨げられない利点
• 関節内骨折は長期固定が必要なため、functional braceの適応外