第51回 作業療法士国家試験 午後 第40問
臨床医学第51回午後
第51回 作業療法士国家試験 午後 第40問(臨床医学)の正答は 2 です。部分発作は意識が保たれるかで単純部分発作と複雑部分発作に分かれる。
問題
てんかんについて正しいのはどれか。
- 1. 単純部分発作では意識障害を伴う。
- 2. 複雑部分発作では自動症がみられる。 ✓
- 3. 高齢になるとてんかんの発症率は低下する。
- 4. 症候性てんかんは特発性てんかんに比べ予後が良い。
- 5. 認知症をきたす変性疾患がてんかんの原因となることはない。
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 58.8%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 複雑部分発作では自動症がみられる。
部分発作は意識が保たれるかで単純部分発作と複雑部分発作に分かれる。複雑部分発作では意識が曇り、口をもぐもぐさせる・手をまさぐるなどの自動症がみられる。
【各選択肢の解説】
1. 単純部分発作では意識障害を伴う。
❌ 誤り。正しくは単純部分発作は意識が保たれる発作である。意識障害を伴う部分発作は複雑部分発作である。
❌ 誤り。正しくは単純部分発作は意識が保たれる発作である。意識障害を伴う部分発作は複雑部分発作である。
2. 複雑部分発作では自動症がみられる。
✅ 正しい。複雑部分発作は意識の減損を伴い、本人が覚えていない無目的な動作(口部自動症・身ぶり自動症)がみられる。側頭葉てんかんに多い。
✅ 正しい。複雑部分発作は意識の減損を伴い、本人が覚えていない無目的な動作(口部自動症・身ぶり自動症)がみられる。側頭葉てんかんに多い。
3. 高齢になるとてんかんの発症率は低下する。
❌ 誤り。正しくはてんかんの発症率は小児期と高齢期に高く、高齢になると脳血管障害や認知症などを背景に上昇する。
❌ 誤り。正しくはてんかんの発症率は小児期と高齢期に高く、高齢になると脳血管障害や認知症などを背景に上昇する。
4. 症候性てんかんは特発性てんかんに比べ予後が良い。
❌ 誤り。正しくは脳に原因となる病変がある症候性てんかんは、特発性てんかんより予後が悪い傾向がある。
❌ 誤り。正しくは脳に原因となる病変がある症候性てんかんは、特発性てんかんより予後が悪い傾向がある。
5. 認知症をきたす変性疾患がてんかんの原因となることはない。
❌ 誤り。正しくはAlzheimer病など認知症をきたす変性疾患もてんかんの原因となり、高齢発症てんかんの背景の1つである。
❌ 誤り。正しくはAlzheimer病など認知症をきたす変性疾患もてんかんの原因となり、高齢発症てんかんの背景の1つである。
【試験対策ポイント】
(国際抗てんかん連盟〈ILAE〉2017年分類の新名称を併記)
| 旧名称 | 新名称 | 意識 |
|---|---|---|
| 単純部分発作 | 焦点意識保持発作 | 保たれる |
| 複雑部分発作 | 焦点意識減損発作 | 減損する(自動症がみられる) |
- 発症率は小児期と高齢期の二峰性
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