OTカコモン — 作業療法士国家試験 過去問・解説

第51回 作業療法士国家試験 午後 第41問

保健医療福祉第51回午後
我が国の認知症対策として適切でないのはどれか。\n1. 介護者への支援\n2. 施設入所の促進\n3. 若年性認知症施策の強化\n4. 認知症に関する知識の普及\n5. リハビリテーションモデルの研究開発
  1. 1. 介護者への支援
  2. 2. 施設入所の促進 ✓
  3. 3. 若年性認知症施策の強化
  4. 4. 認知症に関する知識の普及
  5. 5. リハビリテーションモデルの研究開発

正答:2番

解説
■ 正答:2番 — 施設入所の促進 我が国の認知症対策は「認知症施策推進大綱」に基づき、本人・介護者への支援強化と地域での生活継続を重視しています。施設入所の促進は、地域包括ケアシステムの理念に反するため適切ではありません。 --- 【各選択肢の解説】 1. 介護者への支援 ✅ 正しい。認知症の介護者は身体的・心理的負担が大きく、レスパイトケアや相談支援体制の整備は重要な施策です。 2. 施設入所の促進 ❌ 誤り。現在の認知症施策は「できる限り地域で生活し続ける」ことを基本方針としており、安易な施設入所の促進は推奨されていません。 3. 若年性認知症施策の強化 ✅ 正しい。働き盛りの若年性認知症患者への就労継続支援や社会参加支援は、認知症施策推進大綱に明記された重要施策です。 4. 認知症に関する知識の普及 ✅ 正しい。認知症への誤解や偏見を払拭し、本人・家族が早期相談・受診につながるよう普及啓発は必須です。 5. リハビリテーションモデルの研究開発 ✅ 正しい。認知症の進行緩和や機能維持のためのリハビリ手法の開発は、生活の質向上につながる重要な研究課題です。 --- 【試験対策ポイント】 • 認知症施策の基本方針:「地域包括ケアシステム」と「本人中心」の支援 • 「施設入所の促進」は現在の政策方向と矛盾 • 介護者支援・若年性認知症対策・知識普及・リハビリ研究は全て推進施策
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