第51回 作業療法士国家試験 午後 第43問
作業療法治療学第51回午後
第51回 作業療法士国家試験 午後 第43問(作業療法治療学)の正答は 2 です。自閉スペクトラム症(ASD)の特徴として、限局した興味・同一性保持・反復行動が中核症状の一つ。
問題
自閉性障害の子供の作業療法場面でみられる特徴はどれか。
- 1. 新しい環境を好む。
- 2. 同じ遊びに没頭する。 ✓
- 3. ままごと遊びをする。
- 4. 身振りで意味を強調する。
- 5. 周りの子供に関心をもつ。
正答:2番
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解説
■ 正答:2番 — 同じ遊びに没頭する。
自閉スペクトラム症(ASD)の特徴として、限局した興味・同一性保持・反復行動が中核症状の一つ。同じ遊びへの固執はこれを反映した典型的OT場面での特徴。
【各選択肢の解説】
1. 新しい環境を好む。
❌ 逆。ASDでは新しい環境・変化への強い抵抗感(同一性保持)がみられる。
❌ 逆。ASDでは新しい環境・変化への強い抵抗感(同一性保持)がみられる。
2. 同じ遊びに没頭する。
✅ 正しい。特定の興味への強い固執・反復行動はASDの診断基準でもある。
✅ 正しい。特定の興味への強い固執・反復行動はASDの診断基準でもある。
3. ままごと遊びをする。
❌ ままごとは象徴遊び(ふり遊び)の一種で、ASDでは象徴遊び・ごっこ遊びの発達が遅れる・少ない。
❌ ままごとは象徴遊び(ふり遊び)の一種で、ASDでは象徴遊び・ごっこ遊びの発達が遅れる・少ない。
4. 身振りで意味を強調する。
❌ 非言語コミュニケーション(ジェスチャー・表情等)の活用はASDでは困難。
❌ 非言語コミュニケーション(ジェスチャー・表情等)の活用はASDでは困難。
5. 周りの子供に関心をもつ。
❌ 社会的関心の低下・他者への関心の少なさはASDの特徴(社会的コミュニケーション障害)。
❌ 社会的関心の低下・他者への関心の少なさはASDの特徴(社会的コミュニケーション障害)。
【試験対策ポイント】
ASDの診断基準2軸:①社会的コミュニケーション・対人関係の障害(視線合わず・ジェスチャー少ない・象徴遊び困難)②限局した反復的行動・興味・活動(同じ遊びへの固執・同一性保持・常同行動)。OT場面では②の特徴が見えやすい。
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