OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第51回 作業療法士国家試験 午後 第48問

リハビリテーション医学第51回午後

第51回 作業療法士国家試験 午後 第48問(リハビリテーション医学)の正答は 5 です。リエゾン精神医学(consultation-liaison psychiatry)は、一般病院の身体科に入院した患者に生じる精神症状(せん妄・うつ・適応障害等)に対応する精神医学の専門領域。

問題
リエゾン精神医学について正しいのはどれか。
  1. 1. 地域が主な活動領域である。
  2. 2. ストレングスモデルに基づく。
  3. 3. 産業精神保健活動の1つである。
  4. 4. 長期入院患者の退院支援を行う。
  5. 5. 身体的疾患に伴う精神症状に対応する。

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 身体的疾患に伴う精神症状に対応する。

リエゾン精神医学(consultation-liaison psychiatry)は、一般病院の身体科に入院した患者に生じる精神症状(せん妄・うつ・適応障害等)に対応する精神医学の専門領域。


【各選択肢の解説】

1. 地域が主な活動領域である。
❌ リエゾン精神医学の主な活動領域は一般(総合)病院の身体科病棟。地域精神医療はACT等が担う。
2. ストレングスモデルに基づく。
❌ ストレングスモデルは地域精神リハビリテーション・ケアマネジメントの概念。リエゾンの基盤ではない。
3. 産業精神保健活動の1つである。
❌ 産業精神保健は職場メンタルヘルス(EAP等)の領域。リエゾンとは別。
4. 長期入院患者の退院支援を行う。
❌ 退院支援は地域移行支援・精神科退院調整の領域。
5. 身体的疾患に伴う精神症状に対応する。
✅ 正しい。がん・心臓病・術後等の身体疾患患者の心理的反応・せん妄・うつへの精神医学的コンサルテーションがリエゾン精神医学の核心。

【試験対策ポイント】

リエゾン精神医学=総合病院での身体科患者の精神症状対応。コンサルテーション(依頼への回答)とリエゾン(多職種チームへの参加・教育)の2つの機能がある。OTもリエゾンチームの一員として関与することが増えている。


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