OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第51回 作業療法士国家試験 午後 第50問

地域作業療法学第51回午後

第51回 作業療法士国家試験 午後 第50問(地域作業療法学)の正答は 1 です。就労継続支援B型は事業所と雇用契約を結ばずに働く場で、支払われるのは賃金ではなく「工賃」である。

問題
精神障害者の就労支援について正しいのはどれか。
  1. 1. 就労継続支援B型事業所では最低賃金が保障されていない。 ✓
  2. 2. 障害者就業・生活支援センターでは職場実習を斡旋しない。
  3. 3. ジョブコーチは事業主への支援を行うことはできない。
  4. 4. 精神障害者は障害者雇用率に算定できない。
  5. 5. 精神障害者は障害者職業能力開発校の支援対象ではない。

正答:1番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 84.6%参考値

13人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 就労継続支援B型事業所では最低賃金が保障されていない。

就労継続支援B型は事業所と雇用契約を結ばずに働く場で、支払われるのは賃金ではなく「工賃」である。労働者ではないため最低賃金法の適用がない。雇用契約を結ぶA型は最低賃金が保障される(障害者総合支援法)。


【各選択肢の解説】

1. 就労継続支援B型事業所では最低賃金が保障されていない。
✅ 正しい。雇用契約がないため労働法規の対象外で、生産活動の収入から工賃が支払われる。
2. 障害者就業・生活支援センターでは職場実習を斡旋しない。
❌ 誤り。障害者就業・生活支援センターは就業面と生活面の支援を一体的に行い、就職に向けた準備支援として職場実習のあっせんも行う。正しくは、職場実習を斡旋する(障害者雇用促進法)。
3. ジョブコーチは事業主への支援を行うことはできない。
❌ 誤り。ジョブコーチ(職場適応援助者)は障害者本人だけでなく、事業主や職場の同僚にも障害特性に応じた関わり方を助言する。正しくは、事業主への支援も行う。
4. 精神障害者は障害者雇用率に算定できない。
❌ 誤り。精神障害者保健福祉手帳を持つ人は、2006年4月から実雇用率に算定できる。正しくは算定でき、さらに2018年4月からは雇用義務の対象にも加わった(障害者雇用促進法)。
5. 精神障害者は障害者職業能力開発校の支援対象ではない。
❌ 誤り。障害者職業能力開発校は身体障害者に加えて知的障害者・精神障害者も受け入れている。正しくは、精神障害者も支援対象である。

【試験対策ポイント】

事業雇用契約最低賃金
就労継続支援A型あり保障される
就労継続支援B型なし(工賃)保障されない
就労移行支援なし―(一般就労への訓練)

(障害者総合支援法)

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