第51回 作業療法士国家試験 午後 第55問
解剖学第51回午後
第51回 作業療法士国家試験 午後 第55問(解剖学)の正答は 4・5 です。大脳辺縁系は情動・記憶・本能行動に関わる系で、帯状回・海馬傍回・海馬・扁桃体などからなり、密接に結びつく乳頭体(視床下部)も含めて扱われる。
問題
大脳辺縁系を構成するのはどれか。2つ選べ。
- 1. 下垂体
- 2. 松果体
- 3. 線条体
- 4. 乳頭体 ✓
- 5. 扁桃体 ✓
正答:4・5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50%難問
42人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4・5番 — 乳頭体・扁桃体
大脳辺縁系は情動・記憶・本能行動に関わる系で、帯状回・海馬傍回・海馬・扁桃体などからなり、密接に結びつく乳頭体(視床下部)も含めて扱われる。乳頭体は記憶の回路(Papez回路)の中継点、扁桃体は情動の中枢である。
【各選択肢の解説】
1. 下垂体
❌ 誤り。下垂体は大脳辺縁系の構造ではない。正しくは、視床下部から漏斗でぶら下がる内分泌腺で、成長ホルモンなどを分泌する。
❌ 誤り。下垂体は大脳辺縁系の構造ではない。正しくは、視床下部から漏斗でぶら下がる内分泌腺で、成長ホルモンなどを分泌する。
2. 松果体
❌ 誤り。松果体は大脳辺縁系の構造ではない。正しくは、間脳の視床上部にある内分泌腺で、メラトニンを分泌し睡眠・覚醒のリズムに関わる。
❌ 誤り。松果体は大脳辺縁系の構造ではない。正しくは、間脳の視床上部にある内分泌腺で、メラトニンを分泌し睡眠・覚醒のリズムに関わる。
3. 線条体
❌ 誤り。線条体は大脳辺縁系ではない。正しくは、尾状核と被殻からなる大脳基底核の一部で、運動の調節に関わる。
❌ 誤り。線条体は大脳辺縁系ではない。正しくは、尾状核と被殻からなる大脳基底核の一部で、運動の調節に関わる。
4. 乳頭体
✅ 正しい。海馬から脳弓を通る線維を受け、視床前核へ送るPapez回路の中継点で、大脳辺縁系に含められる。ウェルニッケ・コルサコフ症候群で障害される部位でもある。
✅ 正しい。海馬から脳弓を通る線維を受け、視床前核へ送るPapez回路の中継点で、大脳辺縁系に含められる。ウェルニッケ・コルサコフ症候群で障害される部位でもある。
5. 扁桃体
✅ 正しい。側頭葉内側にあり、恐怖・怒りなどの情動の発現と、出来事の情動的な記憶に関わる大脳辺縁系の中心的な構造である。
✅ 正しい。側頭葉内側にあり、恐怖・怒りなどの情動の発現と、出来事の情動的な記憶に関わる大脳辺縁系の中心的な構造である。
【試験対策ポイント】
Papez回路:海馬 → 脳弓 → 乳頭体 → 視床前核 → 帯状回 → 海馬傍回 → 海馬
| 構造 | 属する系 |
|---|---|
| 海馬・扁桃体・帯状回・乳頭体 | 大脳辺縁系 |
| 線条体(尾状核+被殻) | 大脳基底核 |
| 下垂体・松果体 | 内分泌腺 |
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