第51回 作業療法士国家試験 午後 第57問
生理学第51回午後
第51回 作業療法士国家試験 午後 第57問(生理学)の正答は 5 です。上肢のリンパは腋窩リンパ節に集まり、同じ側の鎖骨下リンパ本幹へ流れる。
問題
リンパについて正しいのはどれか。
- 1. 乳び槽は横隔膜上部にある。
- 2. リンパ管には弁機構はない。
- 3. 胸管は右の静脈角に合流する。
- 4. リンパ節は毛細リンパ管にある。
- 5. 左上肢のリンパは左鎖骨下リンパ本幹に流れ込む。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 51.6%標準
31人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 左上肢のリンパは左鎖骨下リンパ本幹に流れ込む。
上肢のリンパは腋窩リンパ節に集まり、同じ側の鎖骨下リンパ本幹へ流れる。左側の鎖骨下リンパ本幹は通常胸管に合流して左静脈角へ、右側は右リンパ本幹を経て右静脈角へ注ぐ。
【各選択肢の解説】
1. 乳び槽は横隔膜上部にある。
❌ 誤り。乳び槽は横隔膜より上ではない。正しくは、横隔膜より下の第1〜2腰椎の前面にある胸管の始まりの膨らみで、ここから胸管が大動脈裂孔を通って胸腔へ上がる。
❌ 誤り。乳び槽は横隔膜より上ではない。正しくは、横隔膜より下の第1〜2腰椎の前面にある胸管の始まりの膨らみで、ここから胸管が大動脈裂孔を通って胸腔へ上がる。
2. リンパ管には弁機構はない。
❌ 誤り。リンパ管には弁がある。正しくは、集合リンパ管などに静脈と同じような弁があり、リンパの逆流を防いでいる。
❌ 誤り。リンパ管には弁がある。正しくは、集合リンパ管などに静脈と同じような弁があり、リンパの逆流を防いでいる。
3. 胸管は右の静脈角に合流する。
❌ 誤り。左右が逆である。正しくは、胸管は左の静脈角(左内頸静脈と左鎖骨下静脈の合流部)に注ぎ、右の静脈角に注ぐのは右リンパ本幹である。
❌ 誤り。左右が逆である。正しくは、胸管は左の静脈角(左内頸静脈と左鎖骨下静脈の合流部)に注ぎ、右の静脈角に注ぐのは右リンパ本幹である。
4. リンパ節は毛細リンパ管にある。
❌ 誤り。リンパ節は毛細リンパ管にはない。正しくは、毛細リンパ管が集まってできた集合リンパ管の経路の途中に置かれ、リンパをろ過する。
❌ 誤り。リンパ節は毛細リンパ管にはない。正しくは、毛細リンパ管が集まってできた集合リンパ管の経路の途中に置かれ、リンパをろ過する。
5. 左上肢のリンパは左鎖骨下リンパ本幹に流れ込む。
✅ 正しい。左上肢のリンパは左腋窩リンパ節を経て左鎖骨下リンパ本幹に入る。
✅ 正しい。左上肢のリンパは左腋窩リンパ節を経て左鎖骨下リンパ本幹に入る。
【試験対策ポイント】
| 流れ込む先 | 集める範囲 |
|---|---|
| 右リンパ本幹 → 右静脈角 | 右上肢・頭頸部の右半分・右胸部 |
| 胸管 → 左静脈角 | 上記以外(両下肢・腹部・左上肢・頭頸部の左半分・左胸部) |
乳び槽は「横隔膜の下・腰椎の前」。
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