第51回 作業療法士国家試験 午後 第71問
運動学第51回午後
第51回 作業療法士国家試験 午後 第71問(運動学)の正答は 3 です。膝を完全伸展すると、前十字靱帯と内側・外側側副靱帯が緊張して膝が安定する。
問題
椅子座位姿勢で膝関節屈曲位から完全伸展したときにみられるのはどれか。
- 1. 外側側副靱帯の弛緩
- 2. 内側側副靱帯の弛緩
- 3. 前十字靱帯の緊張 ✓
- 4. 後十字靱帯の緊張
- 5. 半月板の後方移動
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 37%参考値
27人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 前十字靱帯の緊張
膝を完全伸展すると、前十字靱帯と内側・外側側副靱帯が緊張して膝が安定する。座位からの伸展では終わりぎわに脛骨が外旋する(スクリューホームムーブメント)。
【各選択肢の解説】
1. 外側側副靱帯の弛緩
❌ 誤り。側副靱帯は大腿骨の付着部が屈伸の軸より後上方にあり、伸展で引き伸ばされる。正しくは、完全伸展で外側側副靱帯は緊張し、屈曲位でゆるむ。
❌ 誤り。側副靱帯は大腿骨の付着部が屈伸の軸より後上方にあり、伸展で引き伸ばされる。正しくは、完全伸展で外側側副靱帯は緊張し、屈曲位でゆるむ。
2. 内側側副靱帯の弛緩
❌ 誤り。内側側副靱帯も外側と同じく伸展で張る。正しくは、完全伸展で緊張する。
❌ 誤り。内側側副靱帯も外側と同じく伸展で張る。正しくは、完全伸展で緊張する。
3. 前十字靱帯の緊張
✅ 正しい。前十字靱帯は脛骨の前方移動と過伸展を制動する靱帯で、完全伸展位で緊張する。
✅ 正しい。前十字靱帯は脛骨の前方移動と過伸展を制動する靱帯で、完全伸展位で緊張する。
4. 後十字靱帯の緊張
❌ 誤り。後十字靱帯は脛骨の後方移動を制動し、主に屈曲位で張る。正しくは、後十字靱帯は屈曲位で緊張し、伸展位では相対的にゆるむ。
❌ 誤り。後十字靱帯は脛骨の後方移動を制動し、主に屈曲位で張る。正しくは、後十字靱帯は屈曲位で緊張し、伸展位では相対的にゆるむ。
5. 半月板の後方移動
❌ 誤り。半月板は脛骨上で大腿骨顆の転がりに押されて動く。正しくは、伸展では前方へ移動し、屈曲で後方へ移動する。
❌ 誤り。半月板は脛骨上で大腿骨顆の転がりに押されて動く。正しくは、伸展では前方へ移動し、屈曲で後方へ移動する。
【試験対策ポイント】
| 構造 | 完全伸展 | 屈曲 |
|---|---|---|
| 前十字靱帯 | 緊張 | 相対的にゆるむ |
| 後十字靱帯 | 相対的にゆるむ | 緊張 |
| 内側・外側側副靱帯 | 緊張 | ゆるむ |
| 半月板 | 前方へ移動 | 後方へ移動 |
伸展終わりの脛骨の外旋(スクリューホームムーブメント)で膝は最も安定した肢位になる。
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