第51回 作業療法士国家試験 午後 第75問
病理学概論第51回午後
第51回 作業療法士国家試験 午後 第75問(病理学概論)の正答は 4 です。急性炎症は、血管の拡張と透過性の亢進に続いて、最初に好中球が血管外へ出て炎症の場に集まる。
問題
急性炎症の初期にみられるのはどれか。
- 1. 乾酪化
- 2. 線維化
- 3. 血管新生
- 4. 好中球遊走 ✓
- 5. 肉芽組織形成
正答:4番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 88.2%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 好中球遊走
急性炎症は、血管の拡張と透過性の亢進に続いて、最初に好中球が血管外へ出て炎症の場に集まる。他の選択肢は慢性炎症や修復の段階で起こる変化。
【各選択肢の解説】
1. 乾酪化
❌ 誤り。乾酪化は結核の肉芽腫の中心に起こるチーズ状の壊死(乾酪壊死)。正しくは、結核などの肉芽腫性炎症(慢性炎症)でみられる。
❌ 誤り。乾酪化は結核の肉芽腫の中心に起こるチーズ状の壊死(乾酪壊死)。正しくは、結核などの肉芽腫性炎症(慢性炎症)でみられる。
2. 線維化
❌ 誤り。線維化は線維芽細胞がつくる膠原線維で組織が置き換わること。正しくは、修復の後期や慢性炎症で起こり、瘢痕になる。
❌ 誤り。線維化は線維芽細胞がつくる膠原線維で組織が置き換わること。正しくは、修復の後期や慢性炎症で起こり、瘢痕になる。
3. 血管新生
❌ 誤り。新しい毛細血管ができるのは組織を修復する段階。正しくは、肉芽組織が形成される修復期に起こる。
❌ 誤り。新しい毛細血管ができるのは組織を修復する段階。正しくは、肉芽組織が形成される修復期に起こる。
4. 好中球遊走
✅ 正しい。好中球は血液中に多く、走化性因子にすばやく反応して血管外へ出るため、急性炎症の初めに集まる細胞になる。続いて単球(マクロファージ)が主体になる。
✅ 正しい。好中球は血液中に多く、走化性因子にすばやく反応して血管外へ出るため、急性炎症の初めに集まる細胞になる。続いて単球(マクロファージ)が主体になる。
5. 肉芽組織形成
❌ 誤り。肉芽組織は新生血管と線維芽細胞からなる修復のための組織。正しくは、炎症に続く修復期に形成される。
❌ 誤り。肉芽組織は新生血管と線維芽細胞からなる修復のための組織。正しくは、炎症に続く修復期に形成される。
【試験対策ポイント】
| 段階 | 主な変化 |
|---|---|
| 急性炎症の初期 | 血管拡張・透過性亢進→好中球の遊走 |
| その後 | 単球・マクロファージが主体 |
| 修復期 | 肉芽組織(血管新生+線維芽細胞)→線維化・瘢痕 |
| 肉芽腫性炎症 | 類上皮細胞・巨細胞・乾酪壊死(結核) |
「急性=好中球」「慢性=リンパ球・マクロファージ」が基本の対。
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