第51回 作業療法士国家試験 午後 第93問
人間発達学第51回午後
第51回 作業療法士国家試験 午後 第93問(人間発達学)の正答は 3 です。Down症候群は21番染色体が過剰になること(21トリソミー)で起こる。
問題
Down症候群で正しいのはどれか。
- 1. 転座型の場合は両親に転座があることは少ない。
- 2. 出現頻度は母親の出産年齢に影響されない。
- 3. 21番染色体の異常がみられる。 ✓
- 4. 両親に対する愛着は少ない。
- 5. 知的障害はみられない。
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 92.9%参考値
14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 21番染色体の異常がみられる。
Down症候群は21番染色体が過剰になること(21トリソミー)で起こる。標準型トリソミーが大部分で、ほかに21番染色体が他の染色体に付着した転座型と、正常細胞と混在するモザイク型がある。
【各選択肢の解説】
1. 転座型の場合は両親に転座があることは少ない。
❌ 誤り。正しくは、転座型では両親の一方が均衡型転座の保因者であることがまれではない。保因者の親は外見上は健康でも、次の子が転座型Down症候群になる可能性が高いため、転座型と分かったら両親の染色体検査と遺伝カウンセリングを行う。
❌ 誤り。正しくは、転座型では両親の一方が均衡型転座の保因者であることがまれではない。保因者の親は外見上は健康でも、次の子が転座型Down症候群になる可能性が高いため、転座型と分かったら両親の染色体検査と遺伝カウンセリングを行う。
2. 出現頻度は母親の出産年齢に影響されない。
❌ 誤り。正しくは、母親の出産年齢が高いほど出現頻度が上がる。卵子の減数分裂での染色体の不分離が加齢とともに増えるためである。
❌ 誤り。正しくは、母親の出産年齢が高いほど出現頻度が上がる。卵子の減数分裂での染色体の不分離が加齢とともに増えるためである。
3. 21番染色体の異常がみられる。
✅ 正しい。21番染色体が3本分(転座型では一部が他の染色体に付着した形で)存在し、遺伝子量が増えることで特徴的な症状が出る。
✅ 正しい。21番染色体が3本分(転座型では一部が他の染色体に付着した形で)存在し、遺伝子量が増えることで特徴的な症状が出る。
4. 両親に対する愛着は少ない。
❌ 誤り。正しくは、人なつこく社交的とされ、両親への愛着は形成される。
❌ 誤り。正しくは、人なつこく社交的とされ、両親への愛着は形成される。
5. 知的障害はみられない。
❌ 誤り。正しくは、知的障害を伴う(多くは軽度〜中等度)。発達の遅れは運動面にもみられる。
❌ 誤り。正しくは、知的障害を伴う(多くは軽度〜中等度)。発達の遅れは運動面にもみられる。
【試験対策ポイント】
Down症候群:21トリソミー・母体の高年齢でリスク上昇・知的障害・筋緊張低下・特徴的な顔貌・先天性心疾患(心内膜床欠損症・心室中隔欠損症など)・環軸椎不安定性(頸部の過度な屈曲を避ける)。
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