第51回 作業療法士国家試験 午後 第96問
臨床心理学第51回午後
第51回 作業療法士国家試験 午後 第96問(臨床心理学)の正答は 2 です。双極性障害は、うつ病相や躁とうつが混ざった混合状態での衝動性が高く、自殺のリスクが単極性うつ病より高いとされる。
問題
双極性障害について正しいのはどれか。
- 1. 男性より女性が多い。
- 2. 単極性うつ病より自殺率が高い。 ✓
- 3. 単極性うつ病より有病率が高い。
- 4. 単極性うつ病より発症年齢が高い。
- 5. 単極性うつ病より遺伝素因の関与が低い。
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 52.6%参考値
19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 単極性うつ病より自殺率が高い。
双極性障害は、うつ病相や躁とうつが混ざった混合状態での衝動性が高く、自殺のリスクが単極性うつ病より高いとされる。
【各選択肢の解説】
1. 男性より女性が多い。
❌ 誤り。正しくは、双極性障害(特に双極Ⅰ型)は男女差がほとんどない。女性に多いのは単極性うつ病である。
❌ 誤り。正しくは、双極性障害(特に双極Ⅰ型)は男女差がほとんどない。女性に多いのは単極性うつ病である。
2. 単極性うつ病より自殺率が高い。
✅ 正しい。気分の波が大きく、混合状態では抑うつ気分と行動力の亢進が同時にあるため、自殺企図に至りやすい。
✅ 正しい。気分の波が大きく、混合状態では抑うつ気分と行動力の亢進が同時にあるため、自殺企図に至りやすい。
3. 単極性うつ病より有病率が高い。
❌ 誤り。正しくは、双極性障害の有病率は単極性うつ病より低い。
❌ 誤り。正しくは、双極性障害の有病率は単極性うつ病より低い。
4. 単極性うつ病より発症年齢が高い。
❌ 誤り。正しくは、双極性障害は10代後半〜20代の若い時期に発症することが多く、単極性うつ病より発症年齢が低い。
❌ 誤り。正しくは、双極性障害は10代後半〜20代の若い時期に発症することが多く、単極性うつ病より発症年齢が低い。
5. 単極性うつ病より遺伝素因の関与が低い。
❌ 誤り。正しくは、双極性障害は遺伝素因の関与が強く、双生児研究での一卵性双生児の一致率は単極性うつ病より高い。
❌ 誤り。正しくは、双極性障害は遺伝素因の関与が強く、双生児研究での一卵性双生児の一致率は単極性うつ病より高い。
【試験対策ポイント】
| 双極性障害 | 単極性うつ病 | |
|---|---|---|
| 性差 | ほぼなし | 女性に多い |
| 有病率 | 低い | 高い |
| 発症年齢 | 若い | 幅広い |
| 遺伝素因 | 強い | 比較的弱い |
| 自殺のリスク | 高い | 双極より低い |
治療は気分安定薬(炭酸リチウムなど)が基本で、抗うつ薬単独は躁転の危険がある。
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