OTカコモン — 作業療法士国家試験 過去問・解説

第51回 作業療法士国家試験 午後 第96問

臨床心理学第51回午後
双極性障害について正しいのはどれか。\n1. 男性より女性が多い。\n2. 単極性うつ病より自殺率が高い。\n3. 単極性うつ病より有病率が高い。\n4. 単極性うつ病より発症年齢が高い。\n5. 単極性うつ病より遺伝素因の関与が低い。
  1. 1. 男性より女性が多い。
  2. 2. 単極性うつ病より自殺率が高い。 ✓
  3. 3. 単極性うつ病より有病率が高い。
  4. 4. 単極性うつ病より発症年齢が高い。
  5. 5. 単極性うつ病より遺伝素因の関与が低い。

正答:2番

解説
■ 正答:2番 — 単極性うつ病より自殺率が高い。 双極性障害は躁状態とうつ状態を繰り返す疾患であり、特にうつ状態時の自殺リスクが高く、単極性うつ病患者よりも自殺率が有意に高いことが報告されています。 --- 【各選択肢の解説】 1. 男性より女性が多い。 ❌ 誤り。双極性障害は男女同数か、やや男性に多い傾向があります。単極性うつ病は女性が2倍程度多いとされています。 2. 単極性うつ病より自殺率が高い。 ✅ 正しい。双極性障害患者の自殺率は単極性うつ病患者の5~10倍高く、躁うつの状態変動時に自殺企図が増加します。 3. 単極性うつ病より有病率が高い。 ❌ 誤り。双極性障害の有病率は約1~2%であるのに対し、単極性うつ病は5~10%と圧倒的に高いです。 4. 単極性うつ病より発症年齢が高い。 ❌ 誤り。双極性障害は平均20~30代で発症し、単極性うつ病(30~40代)よりも発症年齢が早い傾向があります。 5. 単極性うつ病より遺伝素因の関与が低い。 ❌ 誤り。双極性障害は遺伝素因の関与が強く(一卵性双生児の一致率70~90%)、単極性うつ病よりも遺伝的影響が大きいです。 --- 【試験対策ポイント】 • 双極性障害の自殺率:単極性うつ病の5~10倍高い • 有病率:双極性障害1~2%、単極性うつ病5~10% • 発症年齢:双極性障害<単極性うつ病、遺伝素因の関与が強い
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