第52回 作業療法士国家試験 午前 第17問
精神障害作業療法第52回午前
第52回 作業療法士国家試験 午前 第17問(精神障害作業療法)の正答は 3 です。本人の強み(性格・才能・希望・環境)を生活の領域ごとに本人と一緒に確かめて書き出し、本人の言葉で目標を立てる=ストレングスモデル(Rappら)のストレングス・アセスメントの手順そのものである。
問題
45歳の男性。統合失調症。20年間の入院の後、退院してグループホームに入居することになった。作業療法士は患者の強みとしての性格、才能、希望、環境について、日常生活、経済的事項、仕事などの項目に分けて本人と一緒に確認・文章化し、患者の言葉を用いて退院後の目標を立てた。本アセスメントの根拠となるモデルはどれか。
- 1. ICFモデル
- 2. 人間作業モデル
- 3. ストレングスモデル ✓
- 4. 脆弱性-ストレスモデル
- 5. CMOP〈Canadian Model of Occupational Performance〉
正答:3番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 68.2%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — ストレングスモデル
本人の強み(性格・才能・希望・環境)を生活の領域ごとに本人と一緒に確かめて書き出し、本人の言葉で目標を立てる=ストレングスモデル(Rappら)のストレングス・アセスメントの手順そのものである。
【各選択肢の解説】
1. ICFモデル
❌ 誤り。正しくはICFは、健康状態・心身機能と構造・活動・参加・環境因子・個人因子の相互作用で生活機能と障害を整理する分類の枠組み。強みを本人と書き出す手順を定めたモデルではない。
❌ 誤り。正しくはICFは、健康状態・心身機能と構造・活動・参加・環境因子・個人因子の相互作用で生活機能と障害を整理する分類の枠組み。強みを本人と書き出す手順を定めたモデルではない。
2. 人間作業モデル
❌ 誤り。正しくは人間作業モデル(Kielhofner)は、人を意志・習慣化・遂行能力と環境との関係から捉えて作業への参加を説明するモデル。設問の強みの整理と目標立ての手順とは異なる。
❌ 誤り。正しくは人間作業モデル(Kielhofner)は、人を意志・習慣化・遂行能力と環境との関係から捉えて作業への参加を説明するモデル。設問の強みの整理と目標立ての手順とは異なる。
3. ストレングスモデル
✅ 正しい。病理や欠点でなく、本人の強みと地域の資源に注目して支援するモデル。強みを日常生活・経済・仕事・余暇などの領域ごとに確かめ、本人の言葉で目標を立てる点が設問と一致する。長期入院からの地域移行で用いられる。
✅ 正しい。病理や欠点でなく、本人の強みと地域の資源に注目して支援するモデル。強みを日常生活・経済・仕事・余暇などの領域ごとに確かめ、本人の言葉で目標を立てる点が設問と一致する。長期入院からの地域移行で用いられる。
4. 脆弱性-ストレスモデル
❌ 誤り。正しくは脆弱性-ストレスモデルは、もともとの脆弱性にストレスが加わって統合失調症などが発症・再発するしくみを説明するモデル。強みを評価する手順ではない。
❌ 誤り。正しくは脆弱性-ストレスモデルは、もともとの脆弱性にストレスが加わって統合失調症などが発症・再発するしくみを説明するモデル。強みを評価する手順ではない。
5. CMOP〈Canadian Model of Occupational Performance〉
❌ 誤り。正しくはCMOPは、人・作業・環境の相互作用で作業遂行を捉えるモデルで、本人が重要な作業の遂行度と満足度を評価するCOPMと結びつく。強みを領域ごとに書き出すアセスメントとは異なる。
❌ 誤り。正しくはCMOPは、人・作業・環境の相互作用で作業遂行を捉えるモデルで、本人が重要な作業の遂行度と満足度を評価するCOPMと結びつく。強みを領域ごとに書き出すアセスメントとは異なる。
【試験対策ポイント】
| モデル | 中心となる考え |
|---|---|
| ストレングスモデル | 本人の強み・地域の資源・本人の言葉の目標 |
| ICF | 生活機能と障害の分類・相互作用 |
| 人間作業モデル | 意志・習慣化・遂行能力と環境 |
| 脆弱性-ストレスモデル | 発症・再発のしくみ |
| CMOP | 人・作業・環境と作業遂行(COPM) |
「強み」「本人の言葉で目標」とあればストレングスモデル。
📗 OTカコモンの学習教材
この問題でつまずいた範囲は、OT国試ノート「統合失調症」第3章でまとめて復習できます。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。赤シート・覚えたチェック・印刷に対応。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)全科目セット 850円・買い切り / 31科目・全130章。運動学は無料で読めます。購入するとOTカコモンの広告も消えます。
スポンサーリンク(広告)
\ この1問で終わりにしない /
作業療法士の過去問、ぜんぶ無料で解ける
- 📚12年分・約2,400問をスマホでそのまま演習
- 🎯間違えた問題だけ自動でピックアップして復習
- 📈正答率と苦手な科目をグラフで可視化
登録30秒・ずっと無料
🗺️
ST-Toolbox の無料サービス
リハ就職マップ | OTの就職先を公的データから探す
見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(身体障害・精神障害・発達障害・老年期)と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国20,364か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。
別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)