第52回 作業療法士国家試験 午前 第23問
作業療法評価学第52回午前
人間作業モデルについて誤っているのはどれか。
1. 役割の変化を評価する。
2. 作業の興味を評価する。
3. 作業の重要度を10段階で評価する。
4. 人が作業に適応できるように介入する。
5. 人を意志、習慣化および遂行能力の相互作用でとらえる。
- 1. 役割の変化を評価する。
- 2. 作業の興味を評価する。
- 3. 作業の重要度を10段階で評価する。 ✓
- 4. 人が作業に適応できるように介入する。
- 5. 人を意志、習慣化および遂行能力の相互作用でとらえる。
正答:3番
解説
■ 正答:3番 — 作業の重要度を10段階で評価する。
人間作業モデル(Human Occupation Model)では、作業の重要度の評価に特定の段階数(10段階)は設定されていません。このモデルは役割や興味、遂行能力などの多面的評価を重視しますが、重要度の評定方法に関して10段階という固有の基準は存在しません。
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【各選択肢の解説】
1. 役割の変化を評価する。
✅ 正しい。人間作業モデルは人の役割変化(学生から労働者への転換など)を重要な評価項目としています。
2. 作業の興味を評価する。
✅ 正しい。作業の興味は価値観や遂行能力とともに、モデルの中核的な評価対象です。
3. 作業の重要度を10段階で評価する。
❌ 誤り。人間作業モデルには作業の重要度を10段階で評価するという具体的な基準は定められていません。
4. 人が作業に適応できるように介入する。
✅ 正しい。このモデルは人と環境の相互作用を重視し、適応的介入を基本としています。
5. 人を意志、習慣化および遂行能力の相互作用でとらえる。
✅ 正しい。人間作業モデルの基本的なパラダイムで、3つの下位システムの相互作用として人を理解します。
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【試験対策ポイント】
- 人間作業モデルの三要素:意志(volition)、習慣化(habituation)、遂行能力(performance)
- 評価は役割、興味、価値観、習慣などを総合的に捉える
- 特定の段階数(10段階など)を限定する評価法は含まれない