OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第52回 作業療法士国家試験 午前 第25問

臨床医学第52回午前

第52回 作業療法士国家試験 午前 第25問(臨床医学)の正答は 2 です。頭部単純CTでは、新しい血腫が発症直後から高吸収域(白く写る)として描出される。

問題
頭部単純CTで発症直後から診断できるのはどれか。
  1. 1. 脳梗塞
  2. 2. 脳出血 ✓
  3. 3. Parkinson病
  4. 4. 多発性硬化症
  5. 5. 白質ジストロフィー

正答:2番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 80%参考値

15人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 脳出血

頭部単純CTでは、新しい血腫が発症直後から高吸収域(白く写る)として描出される。脳梗塞の低吸収域は発症直後にはまだ現れないことが多い。


【各選択肢の解説】

1. 脳梗塞
❌ 誤り。発症直後の単純CTでは梗塞巣がはっきり写らないことが多い。正しくは、単純CTの低吸収域は発症から数時間以上たってから明らかになり、超急性期の診断にはMRI拡散強調画像(DWI)が用いられる。
2. 脳出血
✅ 正しい(=正答)。血液中のヘモグロビンによりX線の吸収が大きくなるため、血腫は発症直後から高吸収域として写る。このため単純CTは脳出血と脳梗塞の鑑別にまず用いられる。
3. Parkinson病
❌ 誤り。単純CTには特徴的な所見が出ない。正しくは、診断は臨床症状が中心で、補助検査としてドパミントランスポーターSPECTやMIBG心筋シンチグラフィが用いられる。
4. 多発性硬化症
❌ 誤り。脱髄巣は単純CTでは写りにくい。正しくは、MRI(T2強調画像・FLAIR)で白質の高信号病変として検出する。
5. 白質ジストロフィー
❌ 誤り。発症直後に単純CTで診断する疾患ではない。正しくは、白質の病変はMRIで評価し、病型の確定には酵素活性・遺伝子検査などを用いる。

【試験対策ポイント】

疾患早期の画像
脳出血単純CTで直後から高吸収域
くも膜下出血単純CTで脳槽の高吸収域
脳梗塞超急性期はMRI拡散強調画像、単純CTの低吸収域は遅れて出る
多発性硬化症・白質ジストロフィーMRI
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