OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第52回 作業療法士国家試験 午前 第28問

作業療法評価学第52回午前

第52回 作業療法士国家試験 午前 第28問(作業療法評価学)の正答は 1・4 です。Zancolliの分類では、C6Bは手関節背屈力が強い群で、円回内筋・橈側手根屈筋・上腕三頭筋の働きでさらに分ける。

問題
Zancolliの四肢麻痺上肢機能分類のC6B3で機能が残存している筋はどれか。2つ選べ。
  1. 1. 円回内筋 ✓
  2. 2. 総指伸筋
  3. 3. 深指屈筋
  4. 4. 上腕三頭筋 ✓
  5. 5. 尺側手根伸筋

正答:1・4番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 47.6%参考値

21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1・4番 — 円回内筋・上腕三頭筋

Zancolliの分類では、C6Bは手関節背屈力が強い群で、円回内筋・橈側手根屈筋・上腕三頭筋の働きでさらに分ける。この3筋とも機能が残るのがC6B3である。


【各選択肢の解説】

1. 円回内筋
✅ 正しい(=正答)。C6B3は円回内筋・橈側手根屈筋・上腕三頭筋の3筋が働く群であり、円回内筋の機能が残っている。前腕の回内ができるため、手掌を下に向けて物を押さえるなどの動作に使える。
2. 総指伸筋
❌ 誤り。手指の伸展が加わるのはC7の群である。正しくは、総指伸筋が働くのはC7A・C7Bの群であり、C6B3には含まれない。
3. 深指屈筋
❌ 誤り。手指の屈曲が加わるのはC8の群である。正しくは、深指屈筋が働くのはC8A・C8Bの群である。
4. 上腕三頭筋
✅ 正しい(=正答)。C6B3は上腕三頭筋の機能が残る群である。肘の伸展ができるため、プッシュアップや移乗に有利になる。
5. 尺側手根伸筋
❌ 誤り。C6の群の手関節背屈を担うのは尺側手根伸筋ではない。正しくは、C6の群で働く手関節の背屈筋は橈側手根伸筋(長・短)である。

【試験対策ポイント】

群機能が残る筋(追加分)
C6B3手関節背屈筋に加え、円回内筋・橈側手根屈筋・上腕三頭筋
C7A・C7B+指の伸展(総指伸筋など)
C8A・C8B+指の屈曲(深指屈筋など)

(Zancolliの四肢麻痺上肢機能分類)

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