第52回 作業療法士国家試験 午前 第68問
生理学第52回午前
第52回 作業療法士国家試験 午前 第68問(生理学)の正答は 5 です。加齢で肺の弾性が落ちて末梢の気道が閉じやすくなり、息を吐ききれずに残気量が増える。
問題
老化に伴う生理機能の変化で正しいのはどれか。
- 1. 血管抵抗は低下する。
- 2. 残気量は減少する。
- 3. 心拍出量は増加する。
- 4. 肺活量は増加する。
- 5. 予備呼気量は減少する。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 43.2%難問
37人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 予備呼気量は減少する。
加齢で肺の弾性が落ちて末梢の気道が閉じやすくなり、息を吐ききれずに残気量が増える。その分、安静呼気位からさらに吐き出せる予備呼気量と肺活量は減る。全肺気量はほぼ変わらないので「残気が増えて使える量が減る」と押さえる。
【各選択肢の解説】
1. 血管抵抗は低下する。
❌ 誤り。正しくは、加齢で動脈壁が硬くなり、末梢の血管抵抗は上昇する。高齢者に収縮期血圧の上昇が多い理由の1つである。
❌ 誤り。正しくは、加齢で動脈壁が硬くなり、末梢の血管抵抗は上昇する。高齢者に収縮期血圧の上昇が多い理由の1つである。
2. 残気量は減少する。
❌ 誤り。正しくは、肺の弾性低下と末梢気道の早期の閉塞で、吐ききれない空気が残り、残気量は増加する。
❌ 誤り。正しくは、肺の弾性低下と末梢気道の早期の閉塞で、吐ききれない空気が残り、残気量は増加する。
3. 心拍出量は増加する。
❌ 誤り。正しくは、加齢で最大心拍数や心筋の予備力が落ち、とくに運動時の心拍出量は低下する。
❌ 誤り。正しくは、加齢で最大心拍数や心筋の予備力が落ち、とくに運動時の心拍出量は低下する。
4. 肺活量は増加する。
❌ 誤り。正しくは、残気量が増え、胸郭が硬くなり呼吸筋力も落ちるので、肺活量は減少する。
❌ 誤り。正しくは、残気量が増え、胸郭が硬くなり呼吸筋力も落ちるので、肺活量は減少する。
5. 予備呼気量は減少する。
✅ 正しい。残気量が増えて呼気側の余裕が狭まるため、安静呼気位から追加で吐き出せる予備呼気量は減る。
✅ 正しい。残気量が増えて呼気側の余裕が狭まるため、安静呼気位から追加で吐き出せる予備呼気量は減る。
【試験対策ポイント】
| 指標 | 加齢による変化 |
|---|---|
| 肺活量 | 減少 |
| 予備呼気量 | 減少 |
| 残気量 | 増加 |
| 機能的残気量 | 増加 |
| 全肺気量 | ほぼ不変 |
| 血管抵抗・収縮期血圧 | 上昇 |
「残気量・機能的残気量だけが増える」と覚えると取り違えにくい。
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