第52回 作業療法士国家試験 午前 第75問
病理学概論第52回午前
第52回 作業療法士国家試験 午前 第75問(病理学概論)の正答は 3 です。神経膠芽腫は脳実質に浸潤して急速に増大する悪性の神経膠腫で、WHO分類で最も悪性度の高いグレード4にあたる(WHO中枢神経系腫瘍分類)。
問題
病理学的な悪性度が最も高いのはどれか。
- 1. 海綿状血管腫
- 2. 下垂体腺腫
- 3. 神経膠芽腫 ✓
- 4. 神経鞘腫
- 5. 髄膜腫
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 69.2%参考値
26人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 神経膠芽腫
神経膠芽腫は脳実質に浸潤して急速に増大する悪性の神経膠腫で、WHO分類で最も悪性度の高いグレード4にあたる(WHO中枢神経系腫瘍分類)。ほかの選択肢は、多くが良性に分類される腫瘍や血管の奇形である。
【各選択肢の解説】
1. 海綿状血管腫
❌ 誤り。正しくは、海綿状血管腫は拡張した血管が集まった血管の奇形で、悪性腫瘍ではない。出血やけいれんの原因になることがある。
❌ 誤り。正しくは、海綿状血管腫は拡張した血管が集まった血管の奇形で、悪性腫瘍ではない。出血やけいれんの原因になることがある。
2. 下垂体腺腫
❌ 誤り。正しくは、下垂体腺腫は大部分が良性の腫瘍で、ホルモンの過剰分泌や視交叉の圧迫による視野障害(両耳側半盲)で見つかる。
❌ 誤り。正しくは、下垂体腺腫は大部分が良性の腫瘍で、ホルモンの過剰分泌や視交叉の圧迫による視野障害(両耳側半盲)で見つかる。
3. 神経膠芽腫
✅ 正しい。周囲の脳に浸み込むように広がり、壊死や血管の増生を伴って急速に大きくなる。手術で取りきることが難しく、予後が最も不良な脳腫瘍の1つである。
✅ 正しい。周囲の脳に浸み込むように広がり、壊死や血管の増生を伴って急速に大きくなる。手術で取りきることが難しく、予後が最も不良な脳腫瘍の1つである。
4. 神経鞘腫
❌ 誤り。正しくは、神経鞘腫はSchwann細胞から生じる良性腫瘍(WHOグレード1)である。頭蓋内では聴神経(前庭神経)に多い。
❌ 誤り。正しくは、神経鞘腫はSchwann細胞から生じる良性腫瘍(WHOグレード1)である。頭蓋内では聴神経(前庭神経)に多い。
5. 髄膜腫
❌ 誤り。正しくは、髄膜腫は大部分が良性(WHOグレード1)でゆっくり大きくなる。一部に悪性度の高いもの(グレード2・3)がある。
❌ 誤り。正しくは、髄膜腫は大部分が良性(WHOグレード1)でゆっくり大きくなる。一部に悪性度の高いもの(グレード2・3)がある。
【試験対策ポイント】
| 腫瘍 | 悪性度の目安 |
|---|---|
| 神経膠芽腫 | 悪性(グレード4) |
| 髄膜腫 | 大部分が良性(グレード1) |
| 神経鞘腫 | 良性(グレード1) |
| 下垂体腺腫 | 大部分が良性 |
| 海綿状血管腫 | 腫瘍でなく血管の奇形 |
悪性度は「グレードの数字が大きいほど悪い」。神経膠芽腫だけが悪性の代表と押さえる。
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