OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第52回 作業療法士国家試験 午前 第86問

臨床医学第52回午前

第52回 作業療法士国家試験 午前 第86問(臨床医学)の正答は 4 です。変形性膝関節症は中高年の女性に多く、日本では内側型(O脚)が大半。

問題
変形性膝関節症について正しいのはどれか。
  1. 1. 男性に多い。
  2. 2. 膝関節液は混濁している。
  3. 3. 内側楔状足底板が有用な場合が多い。
  4. 4. 初期の疼痛は動作開始時に出現しやすい。 ✓
  5. 5. エックス線像では外側関節裂隙が狭小化している場合が多い。

正答:4番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 82.4%参考値

17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 初期の疼痛は動作開始時に出現しやすい。

変形性膝関節症は中高年の女性に多く、日本では内側型(O脚)が大半。初期には立ち上がりや歩き始めに痛み、動いているうちに軽くなる(動作開始時痛)。


【各選択肢の解説】

1. 男性に多い。
❌ 誤り。正しくは女性に多い(加齢・肥満・O脚が危険因子)。
2. 膝関節液は混濁している。
❌ 誤り。混濁した関節液は化膿性関節炎や結晶誘発性関節炎(痛風・偽痛風)でみられる。正しくは変形性膝関節症の関節液は淡黄色・透明で粘稠である。
3. 内側楔状足底板が有用な場合が多い。
❌ 誤り。内側楔状足底板は膝の内反を強め、内側に負担を増やす。正しくは内側型が多いため、外側楔状足底板で膝の荷重を外側に移す。
4. 初期の疼痛は動作開始時に出現しやすい。
✅ 正しい。(=正答)安静後の動き始めに痛み、しばらく動くと和らぐのが初期の特徴。進行すると階段昇降や長距離歩行で痛み、末期には安静時にも痛む。
5. エックス線像では外側関節裂隙が狭小化している場合が多い。
❌ 誤り。正しくは日本では内側型が多く、内側関節裂隙が狭小化している場合が多い。骨棘形成・軟骨下骨の硬化も伴う。

【試験対策ポイント】

項目変形性膝関節症
性別女性に多い
病型内側型(O脚)が大半
エックス線内側裂隙の狭小化・骨棘・軟骨下骨硬化
関節液淡黄色・透明
初期の痛み動作開始時痛
装具外側楔状足底板
  • 関節液の混濁=感染・結晶性関節炎を疑う
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それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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