第52回 作業療法士国家試験 午前 第97問
人間発達学第52回午前
第52回 作業療法士国家試験 午前 第97問(人間発達学)の正答は 3 です。小児自閉症(古典的な自閉症。
問題
小児自閉症について正しいのはどれか。
- 1. 学童期に発症する。
- 2. 脊椎変形を生じる。
- 3. 女児より男児に多く出現する。 ✓
- 4. 精神遅滞を伴うことは稀である。
- 5. 大部分の症例でてんかんを認める。
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 81.8%やさしい
33人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 女児より男児に多く出現する。
小児自閉症(古典的な自閉症。現在は自閉スペクトラム症に含まれる)は乳幼児期(3歳頃まで)に症状が現れる発達障害で、男児に多い。知的障害やてんかんを合併することがあり、「どのくらいの割合か」の言い回しで誤りを作ってある。
【各選択肢の解説】
1. 学童期に発症する。
❌ 誤り。正しくは3歳以前(発達早期)に、視線が合わない・言葉の遅れ・こだわりなどで気づかれる。
❌ 誤り。正しくは3歳以前(発達早期)に、視線が合わない・言葉の遅れ・こだわりなどで気づかれる。
2. 脊椎変形を生じる。
❌ 誤り。自閉症そのものに脊椎変形は伴わない。正しくは脊椎変形(側弯)を伴いやすいのはRett症候群(女児・手もみ様の常同運動)や神経筋疾患である。
❌ 誤り。自閉症そのものに脊椎変形は伴わない。正しくは脊椎変形(側弯)を伴いやすいのはRett症候群(女児・手もみ様の常同運動)や神経筋疾患である。
3. 女児より男児に多く出現する。
✅ 正しい。(=正答)男児に多く、おおむね4:1程度とされる(DSM-5)。
✅ 正しい。(=正答)男児に多く、おおむね4:1程度とされる(DSM-5)。
4. 精神遅滞を伴うことは稀である。
❌ 誤り。正しくは小児自閉症(古典的自閉症)では知的障害(精神遅滞)を伴うことが多い。知的障害を伴わないものは高機能自閉症などとよばれ、自閉スペクトラム症全体でみると知的障害を伴わない人も少なくない。
❌ 誤り。正しくは小児自閉症(古典的自閉症)では知的障害(精神遅滞)を伴うことが多い。知的障害を伴わないものは高機能自閉症などとよばれ、自閉スペクトラム症全体でみると知的障害を伴わない人も少なくない。
5. 大部分の症例でてんかんを認める。
❌ 誤り。正しくはてんかんを合併するのは一部で、思春期に発作が始まることもある。
❌ 誤り。正しくはてんかんを合併するのは一部で、思春期に発作が始まることもある。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 小児自閉症(古典的自閉症) |
|---|---|
| 発症 | 乳幼児期(3歳頃まで) |
| 性別 | 男児に多い |
| 中核症状 | 社会的コミュニケーションの障害、限局された反復的な行動・興味 |
| 合併 | 知的障害が多い・てんかんは一部 |
- 脊椎変形・女児=Rett症候群と区別する
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