第52回 作業療法士国家試験 午後 第11問
生理学第52回午後
第52回 作業療法士国家試験 午後 第11問(生理学)の正答は 5 です。四肢麻痺・球麻痺・呼吸困難まで進んだALSでも、眼球運動は末期まで保たれやすい。
問題
57歳の男性。筋萎縮性側索硬化症と診断されて3年が経過。四肢や体幹に運動麻痺を生じてベッド上の生活となりADLは全介助。さらに球麻痺症状を認め、安静時も呼吸困難を自覚する。この患者がコミュニケーション機器を使用する際の入力手段として適切なのはどれか。
- 1. 舌
- 2. 手指
- 3. 口唇
- 4. 呼気
- 5. 外眼筋 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 66.7%標準
39人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 外眼筋
四肢麻痺・球麻痺・呼吸困難まで進んだALSでも、眼球運動は末期まで保たれやすい。残っている外眼筋(視線・まばたき)を入力に使う。
【各選択肢の解説】
1. 舌
❌ 誤り。球麻痺で舌の運動が障害されており、入力に使えない。正しくは保たれている眼球運動を使う。
❌ 誤り。球麻痺で舌の運動が障害されており、入力に使えない。正しくは保たれている眼球運動を使う。
2. 手指
❌ 誤り。四肢の運動麻痺でADLは全介助であり、手指でスイッチを操作できない。正しくは眼球運動を使う。
❌ 誤り。四肢の運動麻痺でADLは全介助であり、手指でスイッチを操作できない。正しくは眼球運動を使う。
3. 口唇
❌ 誤り。球麻痺で口唇の運動も障害されている。正しくは眼球運動を使う。
❌ 誤り。球麻痺で口唇の運動も障害されている。正しくは眼球運動を使う。
4. 呼気
❌ 誤り。安静時も呼吸困難があり、呼気スイッチを操作できるだけの随意的な呼気は使えない。正しくは眼球運動を使う。
❌ 誤り。安静時も呼吸困難があり、呼気スイッチを操作できるだけの随意的な呼気は使えない。正しくは眼球運動を使う。
5. 外眼筋
✅ 正しい。ALSは上位・下位運動ニューロンが障害されるが、眼球運動を支配する神経核は障害されにくい。視線入力装置やまばたきで操作するスイッチが使える。
✅ 正しい。ALSは上位・下位運動ニューロンが障害されるが、眼球運動を支配する神経核は障害されにくい。視線入力装置やまばたきで操作するスイッチが使える。
【試験対策ポイント】
ALSで障害されにくい機能(陰性徴候):眼球運動障害・感覚障害・膀胱直腸障害・褥瘡が出にくい。
進行に合わせて入力手段を手指→(残る部位の)スイッチ→視線・まばたきへ移していく。
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