第52回 作業療法士国家試験 午後 第14問
臨床医学第52回午後
第52回 作業療法士国家試験 午後 第14問(臨床医学)の正答は 3 です。うつ病で希死念慮があって入院した患者の作業療法開始時は、思考制止の程度や希死念慮・微小妄想などの思考の障害をまず確かめる。
問題
55歳の男性。うつ病。職場で苦手なパソコン操作を行う業務を担当するようになり、不眠、意欲低下および抑うつ気分がみられるようになった。希死念慮も認められたため入院となった。入院後1か月経過し、作業療法が開始された。初回評価で優先度が高いのはどれか。
- 1. 体力
- 2. 家族関係
- 3. 思考障害 ✓
- 4. 作業能力
- 5. 職場環境
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 28.6%参考値
14人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 思考障害
うつ病で希死念慮があって入院した患者の作業療法開始時は、思考制止の程度や希死念慮・微小妄想などの思考の障害をまず確かめる。これが安全の確保と、どの程度の作業から始めるかの判断の土台になる。
【各選択肢の解説】
1. 体力
❌ 誤り。体力は作業の負荷を決める情報だが、安全に関わる思考面の評価より後になる。正しくは初回は思考障害の評価を優先する。
❌ 誤り。体力は作業の負荷を決める情報だが、安全に関わる思考面の評価より後になる。正しくは初回は思考障害の評価を優先する。
2. 家族関係
❌ 誤り。家族関係は退院後の生活を考える段階で詳しく評価する。正しくは初回は思考障害を優先する。
❌ 誤り。家族関係は退院後の生活を考える段階で詳しく評価する。正しくは初回は思考障害を優先する。
3. 思考障害
✅ 正しい。うつ病の思考障害には、考えが進まない思考制止や、希死念慮・罪業妄想などの思考内容の障害がある。希死念慮が認められた患者では、これを把握しないと安全な作業や関わり方を決められない。
✅ 正しい。うつ病の思考障害には、考えが進まない思考制止や、希死念慮・罪業妄想などの思考内容の障害がある。希死念慮が認められた患者では、これを把握しないと安全な作業や関わり方を決められない。
4. 作業能力
❌ 誤り。作業能力は回復に合わせて、復職を見すえた段階で評価する。正しくは初回は思考障害を優先する。
❌ 誤り。作業能力は回復に合わせて、復職を見すえた段階で評価する。正しくは初回は思考障害を優先する。
5. 職場環境
❌ 誤り。職場環境は発症のきっかけだが、評価や調整は回復期以降の復職準備の段階で行う。正しくは初回は思考障害を優先する。
❌ 誤り。職場環境は発症のきっかけだが、評価や調整は回復期以降の復職準備の段階で行う。正しくは初回は思考障害を優先する。
【試験対策ポイント】
うつ病の作業療法の評価の順:急性期=精神症状(思考制止・希死念慮)と安全→回復期=体力・作業能力→社会復帰期=家族関係・職場環境。
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