第52回 作業療法士国家試験 午後 第31問
作業療法評価学第52回午後
次の症候のうち Guillain-Barré 症候群で最も頻度が高いのはどれか。
1. 聴神経麻痺
2. 視力障害
3. 眼瞼下垂
4. 顔面神経麻痺
5. Babinski 徴候陽性
- 1. 聴神経麻痺
- 2. 視力障害
- 3. 眼瞼下垂
- 4. 顔面神経麻痺 ✓
- 5. Babinski 徴候陽性
正答:4番
解説
■ 正答:4番 — 顔面神経麻痺
Guillain-Barré症候群(GBS)は急性炎症性脱髄性多発神経炎であり、末梢神経が広範に侵される。顔面神経麻痺は脳神経障害の中で最も高頻度(約50%)に出現する特徴的症状です。
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【各選択肢の解説】
1. 聴神経麻痺
❌ 誤り。GBSで聴神経麻痺は極めて稀であり、頻度が高い症状ではありません。
2. 視力障害
❌ 誤り。視神経障害もGBSでは稀です。視力障害が出現する場合は他疾患を疑う必要があります。
3. 眼瞼下垂
❌ 誤り。動眼神経麻痺による眼瞼下垂はGBSで見られることもありますが、顔面神経麻痺より低頻度です。
4. 顔面神経麻痺
✅ 正しい。GBSで最頻度の脳神経障害であり、両側性顔面神経麻痺は診断的価値が高い所見です。約50%の症例で認められます。
5. Babinski徴候陽性
❌ 誤り。GBSは末梢神経疾患であり、Babinski徴候(中枢神経徴候)は通常陰性です。陽性なら脳脊髄液検査で蛋白-細胞解離を確認する必要があります。
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【試験対策ポイント】
• GBSの脳神経障害は顔面神経麻痺が最頻度(約50%)
• 両側性顔面神経麻痺の出現時はGBSを強く疑う
• 脳脊髄液検査で蛋白-細胞解離が特徴的所見