OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第52回 作業療法士国家試験 午後 第32問

生理学第52回午後

第52回 作業療法士国家試験 午後 第32問(生理学)の正答は 4 です。糖尿病性ケトアシドーシスでは、ケトン体がたまって代謝性アシドーシスになる。

問題
糖尿病性ケトアシドーシスに関連する呼吸はどれか。
  1. 1. 下顎呼吸
  2. 2. 起坐呼吸
  3. 3. Biot 呼吸
  4. 4. Kussmaul 呼吸 ✓
  5. 5. Cheyne-Stokes 呼吸

正答:4番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 75.7%やさしい

37人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — Kussmaul 呼吸

糖尿病性ケトアシドーシスでは、ケトン体がたまって代謝性アシドーシスになる。体はCO₂を吐き出してpHを戻そうとするため、深く大きく規則的な呼吸(Kussmaul呼吸)になる。


【各選択肢の解説】

1. 下顎呼吸
❌ 誤り。正しくは、下顎を動かしてあえぐように呼吸するもので、死が近い時期(臨死期)にみられる。
2. 起坐呼吸
❌ 誤り。正しくは、臥位で呼吸困難が強まり座ると楽になる状態で、左心不全や気管支喘息の発作でみられる。
3. Biot 呼吸
❌ 誤り。正しくは、不規則な呼吸と突然の無呼吸が交互に現れるもので、髄膜炎・脳腫瘍・脳外傷などの脳の障害でみられる。
4. Kussmaul 呼吸
✅ 正しい(=正答)。代謝性アシドーシスを呼吸で代償するための深く規則的な呼吸で、糖尿病性ケトアシドーシスや尿毒症でみられる。
5. Cheyne-Stokes 呼吸
❌ 誤り。正しくは、呼吸がしだいに大きくなりまた小さくなって無呼吸になる周期をくり返すもので、重症心不全・脳卒中などでみられる。

【試験対策ポイント】

呼吸形代表的な原因
Kussmaul深く大きく規則的糖尿病性ケトアシドーシス・尿毒症
Cheyne-Stokes漸増→漸減→無呼吸の周期重症心不全・脳卒中
Biot不規則な呼吸+突然の無呼吸髄膜炎・脳腫瘍・脳外傷
起坐呼吸臥位で苦しく座位で楽左心不全・喘息発作
下顎呼吸下顎を動かすあえぎ臨死期
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