第52回 作業療法士国家試験 午後 第42問
臨床医学第52回午後
第52回 作業療法士国家試験 午後 第42問(臨床医学)の正答は 3 です。認知症の症状は、脳の障害から直接生じる中核症状(認知機能障害)と、中核症状に本人の性格・環境・身体状態が重なって生じるBPSD(行動・心理症状)に分けられる。
問題
認知症のBPSD〈behavioral and psychological symptoms of dementia〉はどれか。
- 1. 失語
- 2. 失認
- 3. 徘徊 ✓
- 4. 記憶障害
- 5. 判断力低下
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 66.7%参考値
18人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 徘徊
認知症の症状は、脳の障害から直接生じる中核症状(認知機能障害)と、中核症状に本人の性格・環境・身体状態が重なって生じるBPSD(行動・心理症状)に分けられる。徘徊は行動面のBPSDである。
【各選択肢の解説】
1. 失語
❌ 誤り。失語は言語機能の障害で、認知機能障害そのものである。正しくは、中核症状に分類される。
❌ 誤り。失語は言語機能の障害で、認知機能障害そのものである。正しくは、中核症状に分類される。
2. 失認
❌ 誤り。失認は感覚は保たれているのに対象を認識できない認知機能障害である。正しくは、中核症状に分類される。
❌ 誤り。失認は感覚は保たれているのに対象を認識できない認知機能障害である。正しくは、中核症状に分類される。
3. 徘徊
✅ 正しい。(=正答)徘徊は、記憶障害・見当識障害などの中核症状に、不安や環境の要因が重なって表れる行動症状であり、BPSDに分類される。
✅ 正しい。(=正答)徘徊は、記憶障害・見当識障害などの中核症状に、不安や環境の要因が重なって表れる行動症状であり、BPSDに分類される。
4. 記憶障害
❌ 誤り。記憶障害は認知症の最も基本的な認知機能障害である。正しくは、中核症状に分類される。
❌ 誤り。記憶障害は認知症の最も基本的な認知機能障害である。正しくは、中核症状に分類される。
5. 判断力低下
❌ 誤り。判断力の低下は認知機能障害そのものである。正しくは、中核症状(実行機能障害・判断力障害)に分類される。
❌ 誤り。判断力の低下は認知機能障害そのものである。正しくは、中核症状(実行機能障害・判断力障害)に分類される。
【試験対策ポイント】
| 区分 | 主な症状 |
|---|---|
| 中核症状 | 記憶障害・見当識障害・失語・失行・失認・実行機能障害・判断力低下 |
| BPSD(行動症状) | 徘徊・暴言・暴力・興奮・異食・不潔行為・介護への抵抗 |
| BPSD(心理症状) | 妄想(物盗られ妄想など)・幻覚・抑うつ・不安・無為(アパシー) |
BPSDは環境や関わり方で軽減しうる点が中核症状との違いである。
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