第52回 作業療法士国家試験 午後 第47問
作業療法評価学第52回午後
選択性緘黙児に対する作業療法導入時のコミュニケーションの方法として適切でないのはどれか。
1. 表情
2. 筆談
3. 会話
4. ジェスチャー
5. アイコンタクト
- 1. 表情
- 2. 筆談
- 3. 会話 ✓
- 4. ジェスチャー
- 5. アイコンタクト
正答:3番
解説
■ 正答:3番 — 会話
選択性緘黙児は特定の社会的場面で話すことができない状態にあるため、導入時に直接的な「会話」を求めることは、児童に不安と緊張をもたらし、治療的関係の構築を妨げます。非言語コミュニケーションを優先させることが適切です。
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【各選択肢の解説】
1. 表情
✅ 正しい。セラピストの温かく受容的な表情は、児童の不安を軽減し、安心感を提供します。
2. 筆談
✅ 正しい。紙に書くという非言語的手段は、児童が圧力を感じずに自分のペースで表現できます。
3. 会話
❌ 誤り。選択性緘黙児は症状として会話ができない状態にあり、導入時に会話を要求することは症状を悪化させます。
4. ジェスチャー
✅ 正しい。身振りなどの非言語的コミュニケーションは、言語的プレッシャーなく意思疎通が可能です。
5. アイコンタクト
✅ 正しい。視線の交流は信頼関係を構築し、児童が安全感を感じるための基礎となります。
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【試験対策ポイント】
• 選択性緘黙:特定の社会的場面でのみ会話ができない症状
• OT導入時は非言語コミュニケーション(表情、筆談、ジェスチャー等)を優先
• 児童の心理的安全性確保が治療関係構築の前提条件