第52回 作業療法士国家試験 午後 第72問
解剖学第52回午後
第52回 作業療法士国家試験 午後 第72問(解剖学)の正答は 2 です。内側半月板は関節包と内側側副靱帯の深層に付着して動きが小さいのに対し、外側半月板と外側側副靱帯の間には膝窩筋腱が通り、両者は付着しない。
問題
膝関節半月板について正しいのはどれか。
- 1. 外縁は内縁より薄い。
- 2. 外側半月板は外側側副靱帯に付着しない。 ✓
- 3. 大腿骨と膝蓋骨の適合性を高める。
- 4. 内側半月板は外側半月板より小さい。
- 5. 膝関節伸展時には後方に移動する。
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 44.7%難問
38人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 外側半月板は外側側副靱帯に付着しない。
内側半月板は関節包と内側側副靱帯の深層に付着して動きが小さいのに対し、外側半月板と外側側副靱帯の間には膝窩筋腱が通り、両者は付着しない。半月板の形・大きさ・動きの向きを問う問題である。
【各選択肢の解説】
1. 外縁は内縁より薄い。
❌ 誤り。断面は関節の中心に向かって薄くなる楔形である。正しくは、外縁が厚く内縁が薄い。
❌ 誤り。断面は関節の中心に向かって薄くなる楔形である。正しくは、外縁が厚く内縁が薄い。
2. 外側半月板は外側側副靱帯に付着しない。
✅ 正しい。外側側副靱帯は関節包の外にある索状の靱帯で、外側半月板との間を膝窩筋腱が通るため付着しない。そのぶん外側半月板は可動性が大きい。
✅ 正しい。外側側副靱帯は関節包の外にある索状の靱帯で、外側半月板との間を膝窩筋腱が通るため付着しない。そのぶん外側半月板は可動性が大きい。
3. 大腿骨と膝蓋骨の適合性を高める。
❌ 誤り。半月板は膝蓋大腿関節には関わらない。正しくは、半月板は大腿骨と脛骨の間にあり、両骨の適合性を高め荷重を分散する。
❌ 誤り。半月板は膝蓋大腿関節には関わらない。正しくは、半月板は大腿骨と脛骨の間にあり、両骨の適合性を高め荷重を分散する。
4. 内側半月板は外側半月板より小さい。
❌ 誤り。大小が逆である。正しくは、内側半月板はC字形で大きく、外側半月板はO字形に近く小さい。
❌ 誤り。大小が逆である。正しくは、内側半月板はC字形で大きく、外側半月板はO字形に近く小さい。
5. 膝関節伸展時には後方に移動する。
❌ 誤り。移動の向きが逆である。正しくは、半月板は膝関節伸展時に前方へ、屈曲時に後方へ移動する。
❌ 誤り。移動の向きが逆である。正しくは、半月板は膝関節伸展時に前方へ、屈曲時に後方へ移動する。
【試験対策ポイント】
| 内側半月板 | 外側半月板 | |
|---|---|---|
| 形・大きさ | C字形・大きい | O字形に近い・小さい |
| 側副靱帯との関係 | 内側側副靱帯に付着 | 外側側副靱帯に付着しない(間に膝窩筋腱) |
| 可動性 | 小さい | 大きい |
共通:外縁が厚く内縁が薄い/伸展で前方・屈曲で後方へ移動。
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