第52回 作業療法士国家試験 午後 第74問
運動学第52回午後
第52回 作業療法士国家試験 午後 第74問(運動学)の正答は 2 です。安静立位の重心線は足関節(外果)の前方を通るため、体は前へ倒れようとする。
問題
成人の安静開脚立位で正しいのはどれか。
- 1. 頭部は静止している。
- 2. 腓腹筋は持続的に活動している。 ✓
- 3. 腹直筋は持続的に活動している。
- 4. 大腿直筋は持続的に活動している。
- 5. 重心動揺は左右より前後方向が小さい。
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50%難問
30人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 腓腹筋は持続的に活動している。
安静立位の重心線は足関節(外果)の前方を通るため、体は前へ倒れようとする。これを止めるのが下腿三頭筋(ヒラメ筋・腓腹筋)の持続的な活動である。膝は重心線がやや前方を通るため受動的に伸展位に保たれ、大腿四頭筋はほとんど働かない。体幹前面の腹直筋もほとんど働かない。
【各選択肢の解説】
1. 頭部は静止している。
❌ 誤り。立位の身体は完全には静止せず、頭部を含めて常にわずかに揺れている。正しくは、頭部も重心動揺とともに絶えず動揺している。
❌ 誤り。立位の身体は完全には静止せず、頭部を含めて常にわずかに揺れている。正しくは、頭部も重心動揺とともに絶えず動揺している。
2. 腓腹筋は持続的に活動している。
✅ 正しい。重心線が足関節の前方を通り、足関節に背屈方向の力がかかり続けるため、底屈筋である下腿三頭筋が持続的に働いて前方への倒れを防ぐ。
✅ 正しい。重心線が足関節の前方を通り、足関節に背屈方向の力がかかり続けるため、底屈筋である下腿三頭筋が持続的に働いて前方への倒れを防ぐ。
3. 腹直筋は持続的に活動している。
❌ 誤り。安静立位で腹直筋が働き続ける必要はない。正しくは、腹直筋は安静立位ではほとんど活動しない。
❌ 誤り。安静立位で腹直筋が働き続ける必要はない。正しくは、腹直筋は安静立位ではほとんど活動しない。
4. 大腿直筋は持続的に活動している。
❌ 誤り。重心線が膝関節のやや前方を通るため、膝は伸展位に自然に保たれる。正しくは、安静立位では大腿四頭筋(大腿直筋)はほとんど活動しない。
❌ 誤り。重心線が膝関節のやや前方を通るため、膝は伸展位に自然に保たれる。正しくは、安静立位では大腿四頭筋(大腿直筋)はほとんど活動しない。
5. 重心動揺は左右より前後方向が小さい。
❌ 誤り。足を開いた立位は左右方向の支持基底面が広く、左右には揺れにくい。正しくは、重心動揺は前後方向が左右方向より大きい。
❌ 誤り。足を開いた立位は左右方向の支持基底面が広く、左右には揺れにくい。正しくは、重心動揺は前後方向が左右方向より大きい。
【試験対策ポイント】
| 関節 | 重心線の通る位置 | 主な支え |
|---|---|---|
| 足関節 | 前方 | 下腿三頭筋の持続的活動 |
| 膝関節 | やや前方 | 受動的に伸展位(筋活動はほぼなし) |
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