第52回 作業療法士国家試験 午後 第81問
臨床心理学第52回午後
模擬場面でのリハーサルを技法として用いるのはどれか。
1. 内観療法
2. 箱庭療法
3. 森田療法
4. 認知行動療法
5. 支持的精神療法
- 1. 内観療法
- 2. 箱庭療法
- 3. 森田療法
- 4. 認知行動療法 ✓
- 5. 支持的精神療法
正答:4番
解説
■ 正答:4番 — 認知行動療法
認知行動療法では、患者が実生活で困難な場面に対処するために、模擬場面でのリハーサル(行動実験や暴露療法)を重要な技法として活用します。これにより、認知の歪みを修正し、実際の場面での対応能力を高めることができます。
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【各選択肢の解説】
1. 内観療法
❌ 誤り。過去の対人関係について「感謝」「迷惑」「返礼」の3点から内省する療法であり、模擬場面でのリハーサルは用いません。
2. 箱庭療法
❌ 誤り。砂箱に砂を入れ、様々なおもちゃを自由に配置させることで無意識の世界を表現させる投映法です。模擬場面でのリハーサルとは異なります。
3. 森田療法
❌ 誤り。不安や恐怖をコントロールしようとするのではなく「あるがまま」を受け入れる療法。安静臥床期と作業期を組み合わせるのが特徴です。
4. 認知行動療法
✅ 正しい。模擬場面でのロールプレイやリハーサル、行動実験などを通じて、不適応な認知や行動パターンを修正する中核的な技法です。
5. 支持的精神療法
❌ 誤り。傾聴と共感に基づく情動的支持が中心であり、模擬場面でのリハーサルは主要な技法ではありません。
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【試験対策ポイント】
- 認知行動療法:行動実験、暴露療法、ロールプレイなどの行動的技法を重視
- 森田療法:「あるがまま」受容が原則、安静臥床と作業が特徴
- 内観療法:「感謝」「迷惑」「返礼」の3要素から内省