第53回 作業療法士国家試験 午前 第10問
解剖学第53回午前
第53回 作業療法士国家試験 午前 第10問(解剖学)の正答は 2 です。尺骨骨幹部骨折では、橈尺関節(近位・遠位両方)の安定性を保つために前腕全体を固定する必要がある。
問題
尺骨の骨幹部骨折での固定範囲で正しいのはどれか。
- 1. 図1
- 2. 図2 ✓
- 3. 図3
- 4. 図4
- 5. 図5
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 36.4%参考値
11人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 図2
尺骨骨幹部骨折では、橈尺関節(近位・遠位両方)の安定性を保つために前腕全体を固定する必要がある。図2は肘関節(近位橈尺関節)から手関節(遠位橈尺関節)を含む範囲を固定しており、正しい固定範囲である。
【各選択肢の解説】
1. 図1
❌ 誤り。図1は肘関節を含むが手関節より近位で固定が終わっており、遠位橈尺関節が固定されていない。前腕回旋の制御が不十分となる。
❌ 誤り。図1は肘関節を含むが手関節より近位で固定が終わっており、遠位橈尺関節が固定されていない。前腕回旋の制御が不十分となる。
2. 図2
✅ 正しい。図2は肘関節近位(上腕遠位部)から手関節(手根骨)にかけての固定を示しており、近位・遠位橈尺関節の両方を含む前腕全体の固定となっている。尺骨骨幹部骨折の標準的な固定範囲として適切である。
✅ 正しい。図2は肘関節近位(上腕遠位部)から手関節(手根骨)にかけての固定を示しており、近位・遠位橈尺関節の両方を含む前腕全体の固定となっている。尺骨骨幹部骨折の標準的な固定範囲として適切である。
3. 図3
❌ 誤り。図3は前腕中央部のみの固定であり、近位橈尺関節(肘関節)が含まれていない。骨折部の安定性が不十分である。
❌ 誤り。図3は前腕中央部のみの固定であり、近位橈尺関節(肘関節)が含まれていない。骨折部の安定性が不十分である。
4. 図4
❌ 誤り。図4は前腕遠位〜手関節のみの固定で、近位橈尺関節(肘)が含まれない。尺骨骨幹部骨折には範囲が不足している。
❌ 誤り。図4は前腕遠位〜手関節のみの固定で、近位橈尺関節(肘)が含まれない。尺骨骨幹部骨折には範囲が不足している。
5. 図5
❌ 誤り。図5は手関節〜手部のみの短い固定であり、骨幹部骨折の固定としては全く不十分である。
❌ 誤り。図5は手関節〜手部のみの短い固定であり、骨幹部骨折の固定としては全く不十分である。
【試験対策ポイント】
前腕骨折の固定範囲の原則:「骨折部に隣接する関節を含める」
| 骨折部位 | 固定範囲 |
|---|---|
| 尺骨骨幹部 | 肘関節〜手関節(前腕全体) |
| 橈骨骨幹部 | 肘関節〜手関節(前腕全体) |
| 橈骨遠位端骨折 | 手関節のみ(肘不要な場合も) |
| 前腕両骨骨折 | 肘関節〜手関節(必須) |
前腕骨折では回旋制御のため肘〜手関節の固定が必要。「隣接する関節を固定する」原則が試験頻出。
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