OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第53回 作業療法士国家試験 午前 第28問

老年期作業療法第53回午前

第53回 作業療法士国家試験 午前 第28問(老年期作業療法)の正答は 4 です。PGC(Philadelphia Geriatric Center)モラールスケール改訂版は、老年期のQOL・主観的幸福感・士気を評価するために開発されたスケール。

問題
老年期のQOLを評価するために開発されたスケールはどれか。
  1. 1. CHART-J
  2. 2. EuroQol
  3. 3. HUI〈health utilities index〉
  4. 4. PGCモラールスケール改訂版
  5. 5. POMS

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — PGCモラールスケール改訂版

PGC(Philadelphia Geriatric Center)モラールスケール改訂版は、老年期のQOL・主観的幸福感・士気を評価するために開発されたスケール。高齢者の主観的幸福感や生活満足度の測定に特化している。


【各選択肢の解説】

1. CHART-J
❌ 誤り。CHART-Jは脊髄損傷者などの社会参加・ハンディキャップを評価するスケール。老年期QOL専用ではない。
2. EuroQol
❌ 誤り。EuroQol(EQ-5D)は健康関連QOLの汎用的評価ツール。老年期専用ではなく年齢を問わず使用される。
3. HUI(Health Utilities Index)
❌ 誤り。HUIは健康効用値を算出するQOL評価ツール。老年期専用ではない。
4. PGCモラールスケール改訂版
✅ 正しい。Philadelphia Geriatric Centerが老年期のモラール(士気・精神的健康)を測定するために開発。3因子(動揺性・孤独と不満・老いに対する態度)17項目。
5. POMS
❌ 誤り。POMS(Profile of Mood States)は気分プロフィールを評価するツール。がん患者・スポーツ選手など幅広く使用され、老年期専用ではない。

【試験対策ポイント】

老年期QOL専用評価=PGCモラールスケールとして覚える。「モラール(士気・生きがい)」という概念が老年期ケアの目標と直結。EuroQolやPOMSとの区別が頻出。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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