第53回 作業療法士国家試験 午前 第29問
発達障害作業療法第53回午前
第53回 作業療法士国家試験 午前 第29問(発達障害作業療法)の正答は 4 です。MACS(manual ability classification system)は、脳性麻痺児が日常生活で物を扱うときの手の使い方を、レベルⅠ〜Ⅴの5段階に分類する尺度である。
問題
脳性麻痺児の日常生活における手指操作能力を分類するための尺度はどれか。
- 1. GMFM
- 2. JASPER〈Japanese assessment set for pediatric rehabilitation〉
- 3. K-ABC
- 4. MACS ✓
- 5. PEDI
正答:4番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 15.8%参考値
19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — MACS
MACS(manual ability classification system)は、脳性麻痺児が日常生活で物を扱うときの手の使い方を、レベルⅠ〜Ⅴの5段階に分類する尺度である。粗大運動のGMFCSと対になる分類尺度として覚える。
【各選択肢の解説】
1. GMFM
❌ 誤り。手指操作の分類尺度ではない。正しくは、GMFM(gross motor function measure)は脳性麻痺児の粗大運動能力(臥位・寝返り、座位、四つ這い・膝立ち、立位、歩行・走行・跳躍)を項目ごとに採点し、その変化を測る評価尺度である。
❌ 誤り。手指操作の分類尺度ではない。正しくは、GMFM(gross motor function measure)は脳性麻痺児の粗大運動能力(臥位・寝返り、座位、四つ這い・膝立ち、立位、歩行・走行・跳躍)を項目ごとに採点し、その変化を測る評価尺度である。
2. JASPER〈Japanese assessment set for pediatric rehabilitation〉
❌ 誤り。手指操作能力を分類するための尺度ではない。正しくは、JASPERは小児のリハビリテーションで用いるために日本で作られた評価セットで、手指操作能力の分類にはMACSを用いる。
❌ 誤り。手指操作能力を分類するための尺度ではない。正しくは、JASPERは小児のリハビリテーションで用いるために日本で作られた評価セットで、手指操作能力の分類にはMACSを用いる。
3. K-ABC
❌ 誤り。運動の尺度ではない。正しくは、K-ABC(Kaufman assessment battery for children)は子どもの認知処理能力と習得度(知識・技能)を評価する心理検査である。
❌ 誤り。運動の尺度ではない。正しくは、K-ABC(Kaufman assessment battery for children)は子どもの認知処理能力と習得度(知識・技能)を評価する心理検査である。
4. MACS
✅ 正しい。(=正答)片手ずつの能力ではなく、日常生活で両手を使って物を扱うときの全体的な能力を、援助や環境調整がどの程度必要かで分類する。
✅ 正しい。(=正答)片手ずつの能力ではなく、日常生活で両手を使って物を扱うときの全体的な能力を、援助や環境調整がどの程度必要かで分類する。
5. PEDI
❌ 誤り。手指操作の分類尺度ではない。正しくは、PEDI(pediatric evaluation of disability inventory)は子どものセルフケア・移動・社会的機能について、できる技能と介護者の援助量を評価する尺度である。
❌ 誤り。手指操作の分類尺度ではない。正しくは、PEDI(pediatric evaluation of disability inventory)は子どものセルフケア・移動・社会的機能について、できる技能と介護者の援助量を評価する尺度である。
【試験対策ポイント】
| 尺度 | 対象とする能力 | 種類 |
|---|---|---|
| GMFCS | 粗大運動(移動) | 分類(5段階) |
| MACS | 日常生活での手指操作 | 分類(5段階) |
| GMFM | 粗大運動能力 | 採点による評価 |
| PEDI | セルフケア・移動・社会的機能 | 採点による評価 |
| K-ABC | 認知処理・習得度 | 心理検査 |
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