OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第53回 作業療法士国家試験 午前 第29問

発達障害作業療法第53回午前

第53回 作業療法士国家試験 午前 第29問(発達障害作業療法)の正答は 4 です。MACS(Manual Ability Classification System)は、脳性麻痺児の日常生活における手指操作能力を5段階(レベルⅠ〜Ⅴ)で分類する尺度。

問題
脳性麻痺児の日常生活における手指操作能力を分類するための尺度はどれか。
  1. 1. GMFM
  2. 2. JASPER〈Japanese assessment set for pediatric rehabilitation〉
  3. 3. K-ABC
  4. 4. MACS
  5. 5. PEDI

正答:4番

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解説
■ 正答:4番 — MACS

MACS(Manual Ability Classification System)は、脳性麻痺児の日常生活における手指操作能力を5段階(レベルⅠ〜Ⅴ)で分類する尺度。物品の扱いやすさ・必要な援助量を基準とする。


【各選択肢の解説】

1. GMFM(Gross Motor Function Measure)
❌ 誤り。GMFMは粗大運動機能の評価ツール(歩行・立位・はいはいなど)。手指操作は対象外。
2. JASPER
❌ 誤り。JASPERは小児リハビリテーション用の総合評価セット。手指操作に特化したものではない。
3. K-ABC
❌ 誤り。K-ABCは認知処理能力・習得度を評価する小児用知能検査。手指操作ではなく認知・学習能力。
4. MACS
✅ 正しい。脳性麻痺児の日常的な手の使い方(物品操作能力)を分類するための尺度。GMFCSが移動能力分類であるのに対し、MACSは上肢・手指操作能力の分類。
5. PEDI(Pediatric Evaluation of Disability Inventory)
❌ 誤り。PEDIは小児のADL(セルフケア・移動・社会機能)における機能的技能と介助量を評価するツール。手指操作分類専用ではない。

【試験対策ポイント】

尺度対象
GMFCS脳性麻痺の粗大運動(移動能力)分類
MACS脳性麻痺の手指操作能力分類
CFCSコミュニケーション機能分類

「脳性麻痺+手指操作→MACS」「脳性麻痺+粗大運動→GMFCS」の対比は頻出。

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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