第53回 作業療法士国家試験 午前 第33問
身体障害作業療法第53回午前
関節リウマチ患者に対してスプリントを用いる目的で誤っているのはどれか。
1. 筋力増強
2. 動作の補助
3. 痛みの軽減
4. 炎症の改善
5. 関節アライメントの矯正
- 1. 筋力増強 ✓
- 2. 動作の補助
- 3. 痛みの軽減
- 4. 炎症の改善
- 5. 関節アライメントの矯正
正答:1番
解説
■ 正答:1番 — 筋力増強
スプリント(装具)は関節リウマチの症状緩和と機能維持を目的としており、筋力増強は目的ではありません。むしろ患部の安静と炎症軽減が優先されるため、スプリント装着中は筋活動が制限されます。
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【各選択肢の解説】
1. 筋力増強
❌ 誤り。スプリントは患部の安静を目的とするため、むしろ筋活動が低下し、筋力増強にはつながりません。
2. 動作の補助
✅ 正しい。スプリントにより関節が安定化され、日常動作が容易になります。
3. 痛みの軽減
✅ 正しい。関節を正しいアライメントに保つことで痛みを軽減します。
4. 炎症の改善
✅ 正しい。患部の安静化により炎症の改善が期待できます。
5. 関節アライメントの矯正
✅ 正しい。スプリントにより関節を正しい位置に保ち、変形予防・矯正を行います。
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【試験対策ポイント】
- スプリント目的:「痛みの軽減」「炎症緩和」「関節保護」「アライメント矯正」
- 筋力増強は理学療法の別アプローチ(運動療法)
- 関節リウマチでは急性期の安静と慢性期のADL支援が重要