第53回 作業療法士国家試験 午前 第50問
作業療法管理学第53回午前
臨床実習に参加する学生の行動で、患者の個人情報を保護する上で最も適切なのはどれか。
1. 患者の情報を自宅で親と話題にする。
2. 実習で使用したメモをゴミ箱に捨てる。
3. 患者の生年月日をレポートに記載する。
4. 患者情報を指導者と共有するときはスタッフルームで行う。
5. 患者を特定できるような訓練内容を指導者にメールで報告する。
- 1. 患者の情報を自宅で親と話題にする。
- 2. 実習で使用したメモをゴミ箱に捨てる。
- 3. 患者の生年月日をレポートに記載する。
- 4. 患者情報を指導者と共有するときはスタッフルームで行う。 ✓
- 5. 患者を特定できるような訓練内容を指導者にメールで報告する。
正答:4番
解説
■ 正答:4番 — 患者情報を指導者と共有するときはスタッフルームで行う。
患者の個人情報保護は医療従事者の法的・倫理的義務です。指導者との情報共有が必要な場合、第三者に聞かれない適切な場所(スタッフルーム)で行うことが最も適切な対応です。
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【各選択肢の解説】
1. 患者の情報を自宅で親と話題にする。
❌ 誤り。家族であっても患者の同意なく個人情報を共有することは個人情報保護法および医療倫理に違反します。
2. 実習で使用したメモをゴミ箱に捨てる。
❌ 誤り。患者情報を含むメモはシュレッダー処理が必須です。通常のゴミ箱への廃棄は情報漏洩のリスクが高まります。
3. 患者の生年月日をレポートに記載する。
❌ 誤り。学習記録には患者を特定できる情報(氏名、生年月日、住所など)の記載は避け、患者番号やイニシャルの使用が原則です。
4. 患者情報を指導者と共有するときはスタッフルームで行う。
✅ 正しい。指導者との情報共有は業務上必要ですが、他職員や来客に聞かれないスタッフルームなどの限定された環境で行うことが個人情報保護の最適実践です。
5. 患者を特定できるような訓練内容を指導者にメールで報告する。
❌ 誤り。電子メールは記録が残り、転送・流出のリスクが高いため、患者を特定できる情報の送信は厳禁です。直接対面での報告が原則です。
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【試験対策ポイント】
• 個人情報保護の原則:患者情報共有は「業務上必要」「限定された場所」「適切な手段」の3条件を満たす必要がある
• 禁止事項:自宅での話題化、通常ゴミ箱廃棄、メール送信、氏名・生年月日の記載
• 適切実践:スタッフルーム使用、患者番号化、シュレッダー処理、対面報告