第53回 作業療法士国家試験 午前 第75問
生理学第53回午前
第53回 作業療法士国家試験 午前 第75問(生理学)の正答は 3 です。運動時は交感神経とアドレナリン・グルカゴンの働きで、エネルギー源を動員し、働く筋と心臓に血流を集め、腎や消化管の血流を減らす。
問題
運動時の生体反応で正しいのはどれか。
- 1. 冠血流は低下する。
- 2. 腎血流は増加する。
- 3. グリコーゲン分解が促進される。 ✓
- 4. 尿へのナトリウム排泄は促進される。
- 5. 酸素含有量の動静脈較差は減少する。
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 52.6%参考値
19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — グリコーゲン分解が促進される。
運動時は交感神経とアドレナリン・グルカゴンの働きで、エネルギー源を動員し、働く筋と心臓に血流を集め、腎や消化管の血流を減らす。循環・代謝・腎の変化の向きを逆にした選択肢を見分ける問題。
【各選択肢の解説】
1. 冠血流は低下する。
❌ 誤り。運動時は心臓の仕事量と酸素消費量が増える。正しくは心筋の代謝産物による血管拡張で冠血流は増加する。
❌ 誤り。運動時は心臓の仕事量と酸素消費量が増える。正しくは心筋の代謝産物による血管拡張で冠血流は増加する。
2. 腎血流は増加する。
❌ 誤り。運動時は血液が働く筋へ回される。正しくは交感神経による血管収縮で腎血流は低下する(血流の再配分)。
❌ 誤り。運動時は血液が働く筋へ回される。正しくは交感神経による血管収縮で腎血流は低下する(血流の再配分)。
3. グリコーゲン分解が促進される。
✅ 正しい。アドレナリンやグルカゴンの作用で、肝臓ではグリコーゲンが分解されて血糖が保たれ、筋では蓄えたグリコーゲンを分解して収縮のエネルギー源にする。
✅ 正しい。アドレナリンやグルカゴンの作用で、肝臓ではグリコーゲンが分解されて血糖が保たれ、筋では蓄えたグリコーゲンを分解して収縮のエネルギー源にする。
4. 尿へのナトリウム排泄は促進される。
❌ 誤り。運動時は発汗などで体液が失われ、腎血流も減る。正しくはレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系が働き、ナトリウムの再吸収が増えて排泄は減る。
❌ 誤り。運動時は発汗などで体液が失われ、腎血流も減る。正しくはレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系が働き、ナトリウムの再吸収が増えて排泄は減る。
5. 酸素含有量の動静脈較差は減少する。
❌ 誤り。運動時は筋が血液からより多くの酸素を取り込む。正しくは静脈血の酸素含有量が下がるため、動静脈酸素較差は増大する。
❌ 誤り。運動時は筋が血液からより多くの酸素を取り込む。正しくは静脈血の酸素含有量が下がるため、動静脈酸素較差は増大する。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 運動時 |
|---|---|
| 心拍出量・心拍数 | 増加 |
| 冠血流・骨格筋血流 | 増加 |
| 腎血流・消化管血流 | 低下 |
| 動静脈酸素較差 | 増大 |
| グリコーゲン分解・脂肪分解 | 促進 |
| 尿中ナトリウム排泄 | 低下 |
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