第53回 作業療法士国家試験 午前 第96問
臨床医学第53回午前
第53回 作業療法士国家試験 午前 第96問(臨床医学)の正答は 3 です。高齢で初めて発症するてんかんは、脳卒中・認知症・頭部外傷などの脳の病変が原因(症候性)のものが多い。
問題
高齢初発てんかんについて正しいのはどれか。
- 1. 特発性てんかんが多い。
- 2. 患者数は減少傾向にある。
- 3. 部分発作を呈することが多い。 ✓
- 4. てんかん重積状態に至ることはない。
- 5. 抗てんかん薬が無効であることが多い。
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 60%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 部分発作を呈することが多い。
高齢で初めて発症するてんかんは、脳卒中・認知症・頭部外傷などの脳の病変が原因(症候性)のものが多い。病変のある場所から発作が始まるため、部分発作(焦点発作)が多い。
【各選択肢の解説】
1. 特発性てんかんが多い。
❌ 誤り。正しくは、高齢初発では症候性てんかんが多く、原因として脳血管障害が最も多い。特発性は小児〜若年の発症に多い。
❌ 誤り。正しくは、高齢初発では症候性てんかんが多く、原因として脳血管障害が最も多い。特発性は小児〜若年の発症に多い。
2. 患者数は減少傾向にある。
❌ 誤り。正しくは、高齢化に伴い患者数は増加傾向にある。年齢別の発症率は高齢期に高くなる。
❌ 誤り。正しくは、高齢化に伴い患者数は増加傾向にある。年齢別の発症率は高齢期に高くなる。
3. 部分発作を呈することが多い。
✅ 正しい。(=正答)脳の局所の病変が発作の起点になるためである。けいれんを伴わず、ぼんやりして反応が乏しくなる発作(複雑部分発作)が多く、認知症と間違われやすい。
✅ 正しい。(=正答)脳の局所の病変が発作の起点になるためである。けいれんを伴わず、ぼんやりして反応が乏しくなる発作(複雑部分発作)が多く、認知症と間違われやすい。
4. てんかん重積状態に至ることはない。
❌ 誤り。正しくは、高齢者でも重積状態は起こり、特にけいれんを伴わない非けいれん性てんかん重積状態は意識障害として見逃されやすい。
❌ 誤り。正しくは、高齢者でも重積状態は起こり、特にけいれんを伴わない非けいれん性てんかん重積状態は意識障害として見逃されやすい。
5. 抗てんかん薬が無効であることが多い。
❌ 誤り。正しくは、高齢初発てんかんは抗てんかん薬がよく効くことが多く、少量で発作が抑えられることが多い。
❌ 誤り。正しくは、高齢初発てんかんは抗てんかん薬がよく効くことが多く、少量で発作が抑えられることが多い。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 高齢初発てんかん |
|---|---|
| 原因 | 症候性(脳血管障害が最多) |
| 発作型 | 部分発作(けいれんのない発作が多い) |
| 患者数 | 増加 |
| 薬 | 効きやすい・少量で |
| 注意 | 非けいれん性重積・認知症との混同 |
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