第53回 作業療法士国家試験 午後 第3問
臨床医学第53回午後
第53回 作業療法士国家試験 午後 第3問(臨床医学)の正答は 5 です。関節リウマチ(RA)の用具は、手指・手関節に力や負担をかけずに動作を行えるもの(関節保護)を選ぶ。
問題
関節リウマチ患者に選択する用具として適切でないのはどれか。
- 1. 長柄ブラシ
- 2. 台付き爪切り
- 3. プラットフォーム杖
- 4. グリップ包丁
- 5. マウススティック ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 52.9%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — マウススティック
関節リウマチ(RA)の用具は、手指・手関節に力や負担をかけずに動作を行えるもの(関節保護)を選ぶ。マウススティックは口にくわえて操作する用具で、上肢がほとんど使えない高位頸髄損傷などが対象であり、上肢を使えるRA患者に選ぶ用具ではない。
【各選択肢の解説】
1. 長柄ブラシ
✅ 正しい(適切)。柄を長くしたブラシで、肩・肘の可動域制限があっても遠い所に届く。柄が太く巻かれており、握る力が弱くても持ちやすい。
✅ 正しい(適切)。柄を長くしたブラシで、肩・肘の可動域制限があっても遠い所に届く。柄が太く巻かれており、握る力が弱くても持ちやすい。
2. 台付き爪切り
✅ 正しい(適切)。爪切りが台に固定され、長いレバーを手掌や前腕で押し下げて切る形である。指先でつまんで力を入れる必要がなく、手指の小関節に負担をかけない。
✅ 正しい(適切)。爪切りが台に固定され、長いレバーを手掌や前腕で押し下げて切る形である。指先でつまんで力を入れる必要がなく、手指の小関節に負担をかけない。
3. プラットフォーム杖
✅ 正しい(適切)。前腕を台に乗せ、前腕で体重を支える杖である。手関節や手指で体重を受けずにすむため、RAで手関節・手指が痛む人の歩行補助に用いる。
✅ 正しい(適切)。前腕を台に乗せ、前腕で体重を支える杖である。手関節や手指で体重を受けずにすむため、RAで手関節・手指が痛む人の歩行補助に用いる。
4. グリップ包丁
✅ 正しい(適切)。柄が刃の上に弧を描くように付いた形で、手関節を曲げずに上から押す力で切れる。普通の包丁のように手関節を尺屈させながら強く握る必要がなく、尺側偏位を助長しにくい。
✅ 正しい(適切)。柄が刃の上に弧を描くように付いた形で、手関節を曲げずに上から押す力で切れる。普通の包丁のように手関節を尺屈させながら強く握る必要がなく、尺側偏位を助長しにくい。
5. マウススティック
❌ 誤り(適切でない)。口にくわえてキー操作やページめくりをする用具で、上肢機能がほとんど失われた人が対象である。RAでは環軸関節亜脱臼など頸椎病変を伴うことがあり、頸部で操作する用具は負担になる。正しくは、マウススティックは高位頸髄損傷など上肢が使えない人に選ぶ用具である。
❌ 誤り(適切でない)。口にくわえてキー操作やページめくりをする用具で、上肢機能がほとんど失われた人が対象である。RAでは環軸関節亜脱臼など頸椎病変を伴うことがあり、頸部で操作する用具は負担になる。正しくは、マウススティックは高位頸髄損傷など上肢が使えない人に選ぶ用具である。
【試験対策ポイント】
RAの関節保護の原則と用具
- 大きな関節・広い面で力を受ける:プラットフォーム杖(前腕で支持)
- 握る・つまむ力を減らす:太柄・長柄の用具、台付き爪切り
- 尺側偏位の方向に力をかけない:グリップ包丁・ナイフ型の包丁
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