第53回 作業療法士国家試験 午後 第5問
人間発達学第53回午後
第53回 作業療法士国家試験 午後 第5問(人間発達学)の正答は 2 です。鉛筆把持の発達は、粗大把握(手掌全体でにぎる)から精緻把握(3指でつまむ)へと進む。
問題
鉛筆把持の写真(別冊No. 2 ①〜③)を別に示す。発達順序で正しいのはどれか。
- 1. ①→②→③
- 2. ②→③→① ✓
- 3. ②→①→③
- 4. ③→②→①
- 5. ③→①→②
正答:2番
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解説
■ 正答:2番 — ②→③→①
鉛筆把持の発達は、粗大把握(手掌全体でにぎる)から精緻把握(3指でつまむ)へと進む。
- ②は「手掌握り(palm supinate grasp)」:手掌全体で鉛筆を握り、手首を回外させて動かす最も原始的な把持。
- ③は「指握り(digital pronate grasp)」:指全体で握るが手首の回内がみられる中間段階。
- ①は「三指握り(tripod grasp)」:母指・示指・中指の3指で鉛筆を支える成熟した把持パターン。
【各選択肢の解説】
1. ①→②→③
❌ 誤り。成熟した三指握りから始まる逆順。
❌ 誤り。成熟した三指握りから始まる逆順。
2. ②→③→①
✅ 正しい。手掌握り→指握り→三指握りの発達順序。
✅ 正しい。手掌握り→指握り→三指握りの発達順序。
3. ②→①→③
❌ 誤り。三指握りと指握りの順序が逆。
❌ 誤り。三指握りと指握りの順序が逆。
4. ③→②→①
❌ 誤り。順序が完全に逆。
❌ 誤り。順序が完全に逆。
5. ③→①→②
❌ 誤り。手掌握りが最後になっており誤り。
❌ 誤り。手掌握りが最後になっており誤り。
【試験対策ポイント】
鉛筆把持の発達段階(おおよその年齢):
| 段階 | 把持パターン | 時期 |
|---|---|---|
| ②手掌握り | 手掌全体・回外 | 1〜2歳 |
| ③指握り | 指全体・回内 | 2〜3歳 |
| ①三指握り | 3指つまみ | 3〜4歳以降 |
写真の確認:②(グー握り)→③(指腹で縦持ち)→①(鉛筆を3指で支える成熟形)
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