第53回 作業療法士国家試験 午後 第28問
臨床医学第53回午後
Parkinson 病において ADL は自立で労働が制限されるときの Hoehn & Yahr の重症度分類ステージはどれか。
1. Ⅰ
2. Ⅱ
3. Ⅲ
4. Ⅳ
5. Ⅴ
- 1. Ⅰ
- 2. Ⅱ
- 3. Ⅲ ✓
- 4. Ⅳ
- 5. Ⅴ
正答:3番
解説
■ 正答:3番 — Ⅲ
Hoehn & Yahr分類ステージⅢは、両側性の症状が出現し、姿勢反射障害が認められるが、ADLは自立している段階です。ただし、労働能力は低下または喪失するため、この問題の条件を満たします。
---
【各選択肢の解説】
1. Ⅰ
❌ 誤り。一側性の症状のみであり、ADL・労働ともに全く制限されない段階です。
2. Ⅱ
❌ 誤り。両側性の症状が軽度で、姿勢反射障害がない段階。ADL・労働ともにまだ制限されていません。
3. Ⅲ
✅ 正しい。両側性の症状と姿勢反射障害が認められ、ADLは自立していますが、労働能力は低下または喪失する段階です。
4. Ⅳ
❌ 誤り。ADL動作に介助が必要となり始める段階。問題の「ADLは自立」という条件に合いません。
5. Ⅴ
❌ 誤り。寝たきりまたは車いす依存で、ADLが完全に自立していない最重症段階です。
---
【試験対策ポイント】
• ステージⅢが「ADL自立+労働制限」の分岐点
• ステージⅡまでは労働能力保持、ステージⅣ以上はADL自立喪失
• 両側性症状+姿勢反射障害がⅢの特徴