OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第53回 作業療法士国家試験 午後 第36問

病理学概論第53回午後

第53回 作業療法士国家試験 午後 第36問(病理学概論)の正答は 2 です。骨転移は乳癌・前立腺癌・肺癌で特に多く、腎癌・甲状腺癌も骨転移を来しやすい。

問題
骨転移を最も生じやすい悪性腫瘍はどれか。
  1. 1. 腎 癌
  2. 2. 乳 癌 ✓
  3. 3. 肝 癌
  4. 4. 膵臓癌
  5. 5. 胆嚢癌

正答:2番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 40.9%参考値

22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 乳 癌

骨転移は乳癌・前立腺癌・肺癌で特に多く、腎癌・甲状腺癌も骨転移を来しやすい。選択肢の中で骨転移の頻度が最も高いのは乳癌である。消化器系の癌(肝・膵・胆嚢)は肝や腹膜など近くの臓器への転移が主体である。


【各選択肢の解説】

1. 腎 癌
❌ 誤り。腎癌も骨転移を来しやすい癌の1つだが、正しくは、骨転移の頻度は乳癌のほうが高い。
2. 乳 癌
✅ 正しい。乳癌は骨転移の頻度が高く、脊椎・骨盤・大腿骨などに転移しやすい。病的骨折や脊髄圧迫の原因になるため、リハビリテーションでも注意が要る。
3. 肝 癌
❌ 誤り。正しくは、肝癌(肝細胞癌)は肝内転移が主体で、遠隔転移では肺が多く、骨転移の頻度は乳癌より低い。
4. 膵臓癌
❌ 誤り。正しくは、膵臓癌は肝転移・腹膜播種・リンパ節転移が主体で、骨転移は少ない。
5. 胆嚢癌
❌ 誤り。正しくは、胆嚢癌は肝への直接浸潤・リンパ節転移が主体で、骨転移は少ない。

【試験対策ポイント】

  • 骨転移が多い癌:乳癌・前立腺癌・肺癌(ほかに腎癌・甲状腺癌)
  • 前立腺癌の骨転移は造骨性が多く、肺癌・腎癌・甲状腺癌は溶骨性が多い
  • 骨転移の好発部位:脊椎・骨盤・大腿骨など体幹に近い骨
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