第53回 作業療法士国家試験 午後 第43問
精神障害作業療法第53回午後
第53回 作業療法士国家試験 午後 第43問(精神障害作業療法)の正答は 2 です。SST〈社会生活技能訓練〉は学習理論に基づき、ロールプレイで練習した行動の良かった点をまず具体的にほめる正のフィードバックで強化して、技能の定着を図る。
問題
社会生活技能訓練〈SST〉の説明で適切なのはどれか。
- 1. ロールプレイは自由に行う。
- 2. 正のフィードバックを行う。 ✓
- 3. モデリングは最小限にとどめる。
- 4. ストレスがかからない技法である。
- 5. モジュールは経験を積んでから行う。
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 57.9%参考値
19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 正のフィードバックを行う。
SST〈社会生活技能訓練〉は学習理論に基づき、ロールプレイで練習した行動の良かった点をまず具体的にほめる正のフィードバックで強化して、技能の定着を図る。
【各選択肢の解説】
1. ロールプレイは自由に行う。
❌ 誤り。正しくは、練習する課題と場面を具体的に決め、決められた手順(練習→フィードバック→モデリング→再練習)に沿って構造化して行う。
❌ 誤り。正しくは、練習する課題と場面を具体的に決め、決められた手順(練習→フィードバック→モデリング→再練習)に沿って構造化して行う。
2. 正のフィードバックを行う。
✅ 正しい(=正答)。良かった点を具体的に伝えることで望ましい行動が強化され、参加者の自信と練習への意欲が保たれる。修正点は、まず良い点を伝えてから提案する。
✅ 正しい(=正答)。良かった点を具体的に伝えることで望ましい行動が強化され、参加者の自信と練習への意欲が保たれる。修正点は、まず良い点を伝えてから提案する。
3. モデリングは最小限にとどめる。
❌ 誤り。正しくは、モデリング(スタッフや他の参加者が手本を示し、それを観察して学ぶ)はSSTの中心となる技法の一つで、必要に応じて積極的に用いる。
❌ 誤り。正しくは、モデリング(スタッフや他の参加者が手本を示し、それを観察して学ぶ)はSSTの中心となる技法の一つで、必要に応じて積極的に用いる。
4. ストレスがかからない技法である。
❌ 誤り。正しくは、ロールプレイで人前で練習すること自体に緊張を伴う。参加者の負担に合わせて課題の難しさを段階づけて行う。
❌ 誤り。正しくは、ロールプレイで人前で練習すること自体に緊張を伴う。参加者の負担に合わせて課題の難しさを段階づけて行う。
5. モジュールは経験を積んでから行う。
❌ 誤り。正しくは、モジュール(服薬自己管理・症状自己管理など)は手順と教材がマニュアル化されたパッケージで、経験の浅いスタッフでも一定の質で実施できるように作られている。
❌ 誤り。正しくは、モジュール(服薬自己管理・症状自己管理など)は手順と教材がマニュアル化されたパッケージで、経験の浅いスタッフでも一定の質で実施できるように作られている。
【試験対策ポイント】
SSTの基本訓練モデルの流れ
練習課題を決める → 場面をつくって1回目の練習 → 正のフィードバック → 修正点の提案 → 必要ならモデリング → 2回目の練習 → 正のフィードバック → 宿題(実生活での練習)
- ほめるのが先、修正は後
- 課題は具体的に・小さく・段階的に
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